週刊誌連載小説と源氏物語

中公のシリーズ「日本の歴史」の月報の対談を総集した『対談日本の歴史』(1971年3月)。390円という定価が付いているので、販売されたのである。日本史の学説は大きく変化しているので、あまり意味はないかもしれないが、学者と、作家、思想家の組み合わせなので、古びても読める部分はあるかもしれない。最近は、講談社文芸文庫で全集の月報をまとめたものが出ている。古書でも、月報が2,3千円で出ることがある。 …

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紙質の問題

 今日は、大阪古書会館で気になる1冊があった。 北原白秋『思ひ出』の第6版が』裸本で出ていたのだ。 挿絵が一葉、欠けていたので、購入は断念したが、紙質がアート紙系のつるっとした感じなのであった。 東雲堂は、紙質がかわることがある。

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古本日記 『古書のはなし』300円

 早起きして洗濯し、梅田の銀行によって、谷町線で、たにまち月いち古書即売会へ。 谷四で降りて途中のタイヨーコーヒーでバリアラビカ神山を購入して古書会館に向かうと、10時3分。  となりのとなりに古本キングさんがいたがあいさつしそびれる。 オタさんにはあいさつ。  長澤規矩也の『古書のはなし』が300円だった。カバー付きだが、帰途車中で読んで袋に返すときに傷つけてしまった。注意していたのにやっ…

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バースデイ・ガールのお願いは

 さて、村上春樹の短編小説『バースデイ・ガール』でバイトの女子が、レストランのオーナーにしたお願いはどんなものでしょう。 ①「平凡でもいいので、自分らしい人生を歩んでいきたい。」 ☆☆教室では無難な答えです。文脈もふまえているし。でもおもしろみはない。  ②「きょうのこのことを黙っているつもりですが、話してもいいと思える男性に出会えるようにしてほしい。」 ☆☆☆ちょっとよくなった。オーナーに依…

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あれとこれ こんなところに

 右、村上春樹作、カット・メンシック画『バースデイ・ガール』(新潮社)。 左、ワイルド『サロメ』挿絵。ビアズリー画。  ウロコ、あるいは魚の卵みたいな形は、ホイッスラーがレイランドの依頼で内装をうけおったピーコックルーム(1876年)の孔雀図の羽根の表現が起源だとされている。  メンシック描く、アルバイトの女の子は、一時期の松田聖子を想起させる。 1日だけ、オーナーの604号室に食事を運んだ…

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プロパガンダの文学

売れ残った毎日新聞を買い求めると、新刊広告があり、五味渕典嗣『プロパガンダの文学 日中戦争下の表現者たち』(共和国、5月末刊)の予告があがっている。 「従軍作家たちの《書法》を問う」とある。 AMAZONから目次を紹介しておこう。はじめに1. 本書の視角2. 対象・方法・議論の射程3. 本書の構成第1章 プロパガンダとしての文学:戦記テクストの情報戦争1. 交差するテクスト2.「生きてゐる兵隊」…

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あれとこれ 『お菊さん』の東西

過去記事《ピエール・ロティ『お菊さん』の挿絵》。 このたび、野上豊一郎が、挿絵を模写した英語版を入手した。 上が、ルイジ・ロッシのオリジナル。 下が、野上の模写。 ロッシのは、石版である。 野上のは金属版(亜鉛凸版)である。  野上訳の大正4年版を探しているが、みつからない。 国会デジコレにはあがっている。  挿絵入りの豊かさが伝わったこと。版を変えることによる線描の変化。  考えること…

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「選挙ウォッチャーのちだいでーす」

 とある日曜日、作業しながら、パソコンのツイキャスの画面を確認していると、偶然新しい配信に出会ったのだった。「選挙ウォッチャーのちだいでーす」というかん高い声がひびいたかと思うと、スマホから低い角度でとらえられた町の画像が映ったのだった。 ご存じのとおり、スマホの映像を流しながら、配信者が話し、それにツイッターで視聴者が応答するのが、ツイキャスである。 まったくテレビを視聴することがないわたしは…

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古本日記 百閒先生にあうの巻

☆昨日は、ふらふら、ほげほげの状態でも出勤。疲れがたまっている。 仕事するうちに、少し楽になってくるが、処理速度はおそい。 一つ予定の仕事を完了する前に、17時過ぎる。 持ってかえるものを選定して、口笛文庫に行こうと思う。 いつもの、疲労したときの頓服的役割を期待してのことである。  六甲道から坂をあがる。あいていた。 本は、だいぶんかわっている。  文庫櫂さんへ行ったのは、先月20日だから…

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また、ふつうの日記

 出先からの帰りに、ヨドバシで、60万のiMacを見る。まず、設置する場所がたいへんである。古本好きには無理かなあ。とても手が出ない。 ふつうのiMacはやはりいい。21.5インチか。 ソフト、アプリを入れて15,6万みとかないといけないか。 翻刻が、ものすごく進みそうである。  iPadプロ、第6世代iPadでペンシルを試す。あたりまえだけれど、紙に書くのとはちがう。わたしなら、ペンシルを失…

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ふつうの日記

☆出先のローソンでコーヒーを購入したら、いれて出してくれた。手渡しではない。キャップは自分でする。 ☆ネット上の「個人」は、すべて〈動員された個人〉だと痛感する。 ☆ブログ記事の更新通知に特化したツイッターを設けている人がいて、これならまねしてもいいかと思った。

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日々茫々

「ひびぼうぼう」。ほんとは「忙々」かもしれんね。☆田中恭吉日記、文字おこし一月分できたので、関係の方々にサンプルとして送る。 中学校時代で、文語体。日記の定番みたいな文体でたいていは気候の様子からはじまる。 押川春浪を読んでいる。恭吉は美術学校へ、いとこの山本俊一は高師への進学が決まる。 軍事演習があり、銃の手入れをしている。中学校への演習の取り入れはいつはじまったのか。研究書があるかなあ。 …

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オリジナル『明星』

☆F書房さんの目録で注文して、オリジナル第1次『明星』を何冊か買った。前号の目録でも注文したが皆売り切れていた。今回は、目録が届いた日の夜にファックスで注文。1冊をのぞいてまにあった。 ☆第6号は、2冊目である。複刻版とすこし表紙の色合いが違うので、2冊目を購入した。表紙にすこし欠けはあるが、保存はいい状態なのでよかった。 一條成美の展示があったとき(ないか? でもあるかも)使えるといいが。 …

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日々日々

タイトルの読みは「ひびにちにち」。意味はありません。 ☆仕事と、仕事の仕込みで手一杯である。 四天王寺の古本市も、みやこメッセもスルーである。 行かないと決めても、なんとなくそわそわしてしまうが、仕事A〜Dぐらいまであり、そちらを優先する。 また、古書は通販で買っていて、すこしひかえないといけない。 ☆選挙ウォッチャーのちだいさんがおもしろいことを発見。記事を書きたいが、仕事優先です。 Nさ…

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