新刊日記 最近のイメージ関連本

 草思社文庫、穂積和夫『絵で見る明治の東京』。291頁、浅草橋、柳橋の眺望はすばらしい。 女義太夫や活動写真館の内部風景も。 文春新書、浦上満『北斎漫画入門』。初刷りと増し刷りの版の状態の比較など。 角川新書、平松洋『最後の浮世絵師月岡芳年』。大判の図録もいいが、こうした小型本も便利。《うれしそう》では、ほたるを両手で包み込み、団扇を口にくわえている。

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古本日記 だんだんオタさんよりにの巻

 法要の帰途、通過点のなんばで天地書房による。芸能人の出待ちをしている若い人たちを通り過ぎて道具屋筋の入口に。 棚はけっこう変化している。ゆまに書房の『書誌書目シリーズ①高潮』がワンコイン。迷いなく抱える。しかし、同じシリーズでも別のは高い。なぜだろう。 じつは、ここに来る前に駅前天牛のある店で同じシリーズのおいしい巻が1200円均一で出ていたのだが、ゴキちゃんの喰いあとが多く断念したのであった…

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古本日記 今年最後のたにまち月いち古書即売会

 早く目覚め、家事をこなして今年最後のたにまち月いち古書即売会へ。大阪天満宮ー南森町で折り返した方がよいのに、大阪まで出てしまう。 開場3分前に、会館前に。初日出動は久しぶりのこと。先頭は、もちろん古本キングさん。入場して、隣同士になったときにあいさつ。オタさんとはたぶんすれちがい。 芥川『梅・馬・鶯』でちょっと散財。複刻版が出回っているのにどうして、と思われる方もあろうが、図版使用を考えるとオ…

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ヘボ画集

 過去記事《デモ画集》にアクセスがあったが、たぶん『ヘボ画集』(1912年7月、尚英堂、太田三郎、村田天籟、山田實、服部英郎)のほうに関心が向けられていたのだろう。 いま詳しく中身について記事は書けないが、書影をあげておきたい。 箱はめずらしいかもしれない。かわいい十二支の図。ロゴもいい。山田実の絵。 表紙。「あれえ、足食べられちゃった」という感じか。作者未確定。 裏表紙。魚の拡大図も。木版か?…

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古本日記 文庫櫂の棚が気になっての巻

 5時間近く立ち仕事で、その後、座業を1時間こなして、時計は3時前。昼食は抜き。 ジュンクの新刊見に行こうかと帰宅の道を歩くが、どうしても文庫櫂さんの「パンパン」になった棚が気になって、大阪まで出て、谷町線南森町乗り換えで恵美須町へ。 文字通り、本が詰まって引く抜くときに注意が必要。安価なものばかりだがおまけしてもらって満足。 前田夕暮『収穫』再版(明治43年10月、東雲堂書店)。初版は所持して…

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棚がパンパン状態

◇文庫櫂さんの棚が「パンパン状態」になっていると聞くとすぐにでも見に行きたい誘惑を感じるが、土曜までハードデイがつづくのでした。 ◇机上の本をどけるために、ワゴンを買うがでかいわりに収まる数は多くなく、ちょっとガッカリ状態。

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古本日記 宮川淳の遺著の巻

 家事をしてから、阪急で花隈に。西口を出て、となりの路地を折り返すとそこに神戸古書会館。日露戦争絵葉書2枚、値が上がっているのでたくさんは買えない。明治期の文芸誌『新文藝』明治34年7月号、1000円。『明星』と同時代だ。久保天随「赤門文士を評す」が、新声社と新詩社与謝野鉄幹の対立に触れている。 2階で、宮川淳『美術史とその言説』(中央公論社)。阿部良雄が企画した宮川の遺著だという。両者の往復書…

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新しい分かり方

 ふと、新刊書店の棚をながめると、となりの本とは距離を置いて、一冊の本がたてられていた。 『新しい分かり方』(中央公論新社)。佐藤雅彦の本で、奥付をみると9月に出ていたのだ。 この人の本は、だいたい全部購入している。 視点の変換、置き換えなど、特に新しいことが言われているわけではないが、この人の場合は、体験とのくっつき方がいつも語られていて、それがわたしをひきつける原因だと思う。 最後のエッセイ…

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口の中から蓮の花

 芥川龍之介に『沼』という小品があり、つぎのようなラストになっている。「おれ」は沼に身を投げる。 おれの丈よりも高い蘆が、その拍子に何かしゃべり立てた。水が呟く。藻が身ぶるひをする。あの蔦葛に掩はれた、枝蛙の鳴くあたりの木々さへ、一時はさも心配さうに吐息を洩らし合つたらしい。おれは石のやうに水底へ沈みながら、数限りもない青い焔が、目まぐるしくおれの身のまはりに飛びちがふやうな心もちがした。 …

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留学生が見た日本

 アジアの留学生はどう日本を見たか。月末新刊。『〈異郷〉としての日本 東アジアの留学生がみた近代』(勉誠出版、編集和田博文・徐静波・兪在真・横路啓子)   こういう視角は、あまりなかったのでは。

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日々憂遊

◇タイトルは造語です。秋雨は、外出の意欲をそぐ。きのうは、江之子島にいけずひたすら横になっていた。家事は片付かず。これからとりかかることにする。◇こんなときは、マンガに限る。『アックス 119号』(青林工藝舎)は、つげ義春の80歳(傘寿)を記念した特集。自分は出ないが自由につくっていいよとの、つげの言葉を受けて、1頁の、諸家のトリビュート画像や、コメント集が楽しめる。近藤ようこ先生のはちょっとこ…

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マイ古本まつり

 神田古本まつりだ。行きたいなあ。 仕事の海に潜水中で遠くへは行けない。 明日は江之子島で、マイ古本まつりと行こう。文庫櫂さんも覗けるかな。  いま、サイト「えのこdeマルシェ vol.11 [古書と手仕事]」で確認したら、明日は雨らしい。「明日10/28(土)は雨天が予想されるため、enoco館内(4Fルーム1)にて開催いたします。なお、開催場所変更により一部出店店舗に変更が生じます。」と出…

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本の身元わかる

 西も東もわからない頃、衝動的に買ったもの。 口絵を集めたものであることはわかった。 口絵には折りが入り、どうしても2箇所の折り線が入ってしまうので、口絵だけを集めた画集が出されたのだと推測していた。 背は補修してあるので、改装本かと思ったが、今、写真を見つめていると、中央に題簽の貼り跡が見える。これとても、補修後のものかもしれないが、オリジナルのような気もする。 奥付はつぎのようなもの。 西村…

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古本日記 古本好きおそるべしの巻

◇こてつさんのツイートに、口笛文庫で山田稔の『旅のいざない』を購入したことが出ていて、おおと思った。購入を迷った本だったのだ。先日も、天三天牛の均一で、色川武大のオビ付き『離婚』が出ていて迷ったが、文庫本あるしいいかとスルーしたら、すぐあとで、こてつさんがひろったというツイートが出ていた。こういうのは、くやしいというのではなく、なにか古本好きの連帯感を感じてしまうのである。◇pugyurataさ…

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