映画館の出口で

 断片ノートより。         映画館の出口で  日曜のレートショーが終わった映画館の出口で、一人の青年が出てきた観客の一人に名刺(氏名とメールアドレスが書いてある)をさしだす。―『風立ちぬ』をごらんになったと思うのですが、よろしければ5分ほど感想をお聞かせ下さい。ぼくは、〇〇大学の学生で〇〇〇〇というものです。宮崎駿の卒業論文を書くために、観客のインタビューをしています。答えら…

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日本注釈学院青春記 間奏曲②

 さて、架空レクチャーの2回目です。  「日本注釈学院青春記 間奏曲①」               日本注釈学院青春記 間奏曲②〈作者を作り、作者を壊す②〉                        木股 知史  さて、戦後の日本近代文学研究の始まりは、伝記研究が中心でした。塩田良平の樋口一葉研究、岩城之徳の石川啄木研究などがその代表です。どうして、作品ではなく、作家の伝記…

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値がついていない

  天三かいわいにむかう。今日は、まるくで、近代文学の研究書を購入するため。もう少しかってもよかったが、最小限で。  矢野書店で文庫をひろう。岡本一平『へぼ胡瓜・どじょう地獄』(1982年、旺文社文庫)ははじめて見た。おびに「漫画小説」とある。井出孫六『明治民衆史』(1988年、徳間文庫)も知らなかった。この人の明治ものは好きである。岡本太郎『今日の芸術』は、知恵の森文庫になる前…

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蔵書票

    最近、購入した 本についていた蔵書票。時期はいつ頃か。本は大正初期のものだが、もう少しあとか。

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お知らせ

    一風変わった展示だが、図録もあるようだ。     ポスターに女子ばかりというのも、おもしろい。     エヴァショップもあるようだ。 ◇テレビシリーズの最終話を先ほど見たが、肯定的な結末はやはりいいと思った。両親のいる碇家からシンジとアスカが登校する。途中で転校生の綾波とシン…

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日々崖々

 「ひびがいがい」、と読みます。まあ、もしかしたら、意味は日々坦々とあまり変わらないかもしれません。 『熱風』7月号、特集は「憲法改正」。 堀越の丸メガネは、なかなかよい。 『風立ちぬ』のポスターには、「生きねば」の文字が。『もののけ姫』の時は、「生きろ」だったね。時代の推移が。 …

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日本注釈学院青春記 間奏曲①

 「共同幻想の巻」は、中絶したままですが、「間奏曲」として、架空の講演を考えました。その①です。  まあ、小説ですので。      日本注釈学院青春記 間奏曲 〈作者を作り、作者を壊す①〉                 木股 知史  ただいまご紹介していただいた木股知史です。伝統ある日本注釈学院の特別セミナーにお招きいただいたことを名誉に思うとともに、…

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