吉本全集内容見本できる

 三月書房さんのメールによると、晶文社の吉本隆明全集の内容見本がとどいたようだ。摘記紹介する。 内容見本「吉本隆明全集 全38巻・別巻1」 B5判/16頁  非売品  晶文社  *書かれたすべての著作を断簡零墨にいたるまで収録し、重要な講演、インタビュー、談話などのいくらかを補った。 *別巻内容。写真アルバム、生活史年表(石関善治郎編)、著作年譜(宿沢あぐり編)  「ご挨拶」ハル…

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第25回倫雅美術奨励賞

 第25回「倫雅美術奨励賞の概要が、アートアニュアルオンラインで公開された。  倫雅美術奨励賞というのは、美術評論家の河北倫明・雅枝夫妻が設立した公益信託倫雅美術奨励基金が主催するもので、毎年、優れた新鋭の美術評論家、美術史研究家および美術家の活動に対して与えられるという。  既報のとおり、本年は、『恩地孝四郎研究 版画のモダニズム』(せりか書房)の著者・桑原規子さん、和歌山県立近代美術館「…

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祝報!

アートアニュアルオンラインの公式ツイッターが下記のようにつぶやいた。めでたい! 恩地と田中の揃い踏みである。 【受賞】若い世代の優れた美術評論、美術史研究および美術創作に対して贈られる「倫雅美術奨励賞」。今年は『恩地孝四郎研究 版画のモダニズム』著者・桑原規子さん、和歌山県立近代美術館「生誕120年 田中恭吉展」企画及びカタログ中の論文を著した寺口淳治さんと井上芳子さんが受賞されました…

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注や追記から

 高橋輝次さんの新刊が龜鳴屋から出た。『ぼくの創元社覚え書』(1600円)。  龜鳴屋(かめなくや)さんは通販のみ。ここからどうぞ。  高橋さんは、創元社の元編集者。創元社に関わる人々のことが記されている。  表紙は、グレゴリ青山。折り返しに、この表紙についての解説が記されているのだが、これも定価のうち、紹介は控えておこう。  裏表紙には、あとがきの一節が。 私は…

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道端で

◇内輪の雑誌の最終号の版下を抱えて、朝から、コミケ専門の印刷屋さんに向かう。混んでいるかと思えばさにあらず。168頁、350部で入稿。(一冊500円を切る。)今月内にできあがると。恩師の命日に間に合いそうだ。

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本屋がなくなるとき

 《三月書房》さんの、「e-mail版 三月書房 販売速報(仮題) 116号」が久しぶりに届いた。  海文堂書店の閉店について、次のような記述があった。 ○「海文堂書店」の閉店にはちょっとだけ驚きました。新聞報道などをみると、人件費をおさえていわゆるローコストオペレーションにすれば、まだまだ続けることは可能だが、そうまでして続ける意味がないというのが経営者の考えだったようです。よーするに…

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滝田樗陰とその時代

創業百年で、岩波茂雄の伝記は複数出ているし、新潮社の佐藤義亮には、自伝的回想があり、評伝もでている。これに比べて、瀧田樗陰については、杉森久英の伝記や木崎勝日記のほかには、あまり見あたらないのではないか。樗陰が創業者ではなく、編集者であるからだろうか。 『中央公論文芸欄の大正』(中公文庫、2006 年10月)の近藤信行の解説には、おもしろいエピソードが紹介されている。近藤信行の「瀧田樗…

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