シロミ介護日誌出ます

三月書房さんのメールによると、シロミの介護日誌が本になるようだ。 近刊のお知らせ。5月9日発売予定 ○ハルノ宵子「それでも猫は出かけていく」   四六判/…頁 予価1500円+税  幻冬舎 連載時は絵もたっぷり入っていたので、省略がないことを願う。

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濃紺のスーツ

 昨日のこと、出勤途上で、どういうわけか次の短歌が頭に浮かんだ。 濃紺の事務服に身をかたむわれエヴァ初号機の発進のごとく  世の中は広いので、初号機カラーの事務服、作業服があるやもしれないが、わたしの場合は、濃紺無地のスーツが事務服である。  濃紺無地のスーツを身につけると、仕事100パーセントの気持になるから不思議だ。

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エーテルの典拠

 「国語と国文学」5月号に、目野由希「エーテル三様――鴎外美学のオカルティズム」という論文が載っている。  鴎外『審美綱領』、および、鴎外の美学講義の受講者本保義太郎のノートに、「現在は用いられない概念」が見られるが、最も重要なのが「エーテル」であるという。  わたしたちは、田中恭吉がこの語を表題の一部にした作品を描いていることを知っている。  過去記事「エーテルの花」参照。  鴎外が源…

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二つの月映(つくはえ)展

 「月映(つくはえ)」は、大正初期の創作版画誌。ここ。  さて既報のとおり、和歌山県立近代美術館の月映展は、来年2015年の1月17日(土)~3月1日(日)開催。  そして、宇都宮美術館の月映展は、2014年11月16日(日)~2014年12月28日(日)。  もう一カ所開催されるといいのだが。

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新刊チェック

 岩波「思想」5月号が、S・ホールの追悼特集。  予告目次で気になるのが次の一編。 今橋映子「美術批評家岩村透と初期社会主義(上)――大逆事件下の美術と社会――」  内容が予測できず気になる。  知人の報によると、6月岩波文庫にナボコフ『青白い炎』があがっているという。筑摩文庫版と訳者は同じ。

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『月映』1914-1915 宇都宮美術館

『月映』1914-1915 TSUKUHAÈ 1914-1915 2014年11月16日[日] - 2014年12月28日[日] 命を削りながら作品を創り続けた田中恭吉。 死の淵からの希望を掲げた藤森静雄の版画。 抽象的な表現を開拓していく恩地孝四郎。 二十代の若者たちによる詩と版画の雑誌『月映』は、 近代日本美術史の中で鮮烈な輝きを放っている。 版画を中心に、貴重な油彩画、ペン画…

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