絵のように

白水社から新刊。前田恭二『絵のように 明治文学と美術』。おもしろそう。 白水社のHPより目次を引用させていただく。  第一章 温泉のボッティチェルリ再考・裸蝴蝶戦争 見落とされた起点/あァ美しい、絵のようで 美妙登場/美妙、内田魯庵に煽られる/小説の芸術化 『蝴蝶』発表/「奥羽日日新聞」の批判 公然性と対面性/「読売新聞」寄書欄と鷗外/ヴィーナスか塩冶高貞の妻か 鑑賞と窃視/硯友社、参戦…

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煙突文学全集021

田中恭吉のことを調べていて見つける。 創作版画誌『月映(つくはえ)』Ⅶ輯(大正4年5月発行)に掲載された、田中恭吉の短歌「北豊島野」から。 明治43年9月、大槻憲二とともに、北豊島郡巣鴨池袋の家に移り、隣家には藤森静雄と弟も越してきた。 ただひとつ森のあはひに煙[ルビ けむ]あがるえんとつのあり赤きゆふぐれ

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美少女の美術史

青森県立美術館の企画、「美少女の美術史」展。 詳細はここ。http://www.aomori-museum.jp/ja/exhibition/60/ 太宰治の『女生徒』がアニメになっている。14分。1080円。 知人よりいただいた。 監督:塚原重義 朗読:遊佐未森 音楽:大口俊輔 協力:津島園子 企画製作:トリメガ研究所(川西由里、工藤健志、村上敬)

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団扇女子の研究 その3

団扇文献。団扇の名所、岐阜の歴史博物館が企画した『日本のうちわ 涼と美の歴史』(平成13年)図録。 表紙は、初代豊国の団扇売りの図。二本の竹にうちわを通して持ち運んだ。 明治か大正のうちわ絵見本集から。月とうちわは、浮世絵にも多い。 もう少し調べたいが、仕事が終わらない。

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WHO IS SHE?

SHE'SというバンドのWHO IS SHE?というアルバムを買った。 ちょっとゆかりがあるゆえだが、聞いてみるとけっこうおもしろい。 映像や記憶を喪失と結びつけて抒情にしている。 おもえば、1980年代後半にこうした喪失の抒情はあらわれたのであった。 〈明るい廃墟〉や〈透明な拘束〉といったことばでその感覚をあらわしたのだった。 予兆ははいまは日常的な感覚となって浸潤して…

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最近のイメージ関連書籍

岩崎均史『いろは判じ絵』(2014年4月、青幻舎)。 晩年の長谷川町子が、絵文字で日記を書いていたことを思い出した。 モリナガヨウ『東京大学の学術遺産 捃拾帖』(メディアファクトリー新書)。 昔のチケットなんかおもしろい。時代考証に役立つ? 目的なく眺めることができる本。

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