大江さんの解説

 講談社文庫版、本谷有希子『嵐のピクニック』購入。解説文(「「奇妙な味」は文学たりうるか-本谷有希子の冒険」)は大江健三郎である。その書き出し。 英語圏の、上等の紙に刷ったハイブローな雑誌にしっくりする短編なのに、どう分類して良いか迷う、しかしとにかく面白い小説が載っているのを、若い時から楽しみにしていました。  いいねえ。「英語圏の、」の読点の打ち方。これは相当こなれた文章で、晩…

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月映(つくはえ)展カタログ紹介①

 愛知県美では、購入してくださる方が多いということであるが、何よりである。 2000年の田中恭吉展のカタログも書籍タイプであった。もとの作品がみな小さいので、ふつうの美術展図録より小さい判でも見やすいのである。  表紙の月映(つくはえ)マークは、田中恭吉の図をもとにして、銀色を希望していたのを実現したのである。 「ごあいさつ」には、「『月映』が美術だけではなく近代日本の文化において重要な意…

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柊子よし

 朝ドラなどみないのだが、ちらと通りがかりで、女シェフの女優さんが味があってよかったので、調べたら、柊子(しゅうこ)という人であった。  ここに、公式ブログがある。

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翁さぶ

大江健三郎、古井由吉対談『文学の淵を渡る』(新潮社)。 翁さびた大江は、80歳。 先日、見つけたネコのオブジェの新しいもの。裏に、concombre とある。

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