雨宮庸蔵

雨宮庸蔵『偲ぶ草-ジャーナリスト六十年』(1988年11月、中央公論社)がとどく。著者は「中央公論」を編集し、後読売新聞に転じた人。さっそく、谷崎と木下杢太郎のところを読む。おもしろい。  英国製のオーバーを玄関先で谷崎に着せて貰うが、谷崎は、ちょっと重いねという。「谷崎の感覚文化の層の厚さに」恐れ入ったと、雨宮は書いている。  杢太郎のところでは、谷崎との交流について、いろ…

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全国書房

ブログ《漁書日記ver.β》さんが、「寒波前の趣味展」で、全国書房版、谷崎潤一郎の『私』の異版について、「それからこのなかでは「私」がヒット。いやこれはよく見かける本だしとうに持っているのだが、巻頭に限定千部と印刷された薄紙に谷崎の毛筆署名と潺湲亭の落款がある。あれれこの本にこんなのあったけかと、あとで書誌を調べてみると「谷崎潤一郎先生著書総目録」には未掲載なのであった。よくある本とパッと見全く…

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思いきって

思いきって気分転換のため、天三にでて、帰路立花にもよる。 秦テルヲ展の図録、『パン』の版画展図録は、存在を知らなかった。『パン』を持ち帰って、見た日本人はどのくらいいるのだろう。 天使の本は大分集めている。あるテーマで書いてみたいのだ。 谷崎『赤い屋根』は、地味な作品?が集められている。 太田治子は、浅井忠の評伝を読んで面白かったので、美術エッセイを買ってみた。『ノスタ…

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一冊も拾えず

さんちか通過するも、一冊も拾えず。 谷崎『月と狂言師』、美本ではなく、8000円、小田仁二郎『触手』5000円など。 古書市というのはくせ者。 わたしは、その日に市ではなく店をのぞくほうが好きである。 どんどん押されてきたので、古本キングの後ろ姿を眺めつつ退散。

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狐の嫁入り

雨が見えるかな。 さて、事情が許すようになれば、日記的な記述を中心にしたい。 書き下ろしにも挑戦したいが、今は無理である。

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