コミック・コーナー

 午後7時過ぎというのに、いちばん近い比較的大きな書店のコミック・コーナーは、わたし一人しかいないのであった。  かつて、メジャーではないマンガ、コミックをたくさん購入し、たくさん読んだ。1980年代から90年代にかけてである。わんだーらんどという店が贔屓で、よく出かけたものだ。今は、なんばの店だけになった。客で賑わっていて、生き字引のような店長がいて、メジャー作品もマイナー作品もよく売れてい…

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『質問』

掃除、整理をしていると、買って忘れている本が見つかる。書店のカバーをかけていると、忘れる可能性が高い。 きょうみつけたのは、田中未知『質問』(2000年7月、アスペクト)。日本語と英語で交互に質問がそれぞれ365個書かれている。英語と日本語は対応するようになっている。 「音もしないのにふりむくことがありますか」 英語版は、 Have you ever looked around wi…

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日記

◇校正が届いているのに気づくのが遅れる。少し、直しを加えるので、明日にしよう。  仕事ごとに本を入れ替えるので、本がどこにあるか、探さないといけない。昔は、40ポケットのファイルブックに整理していたが、今やそのファイルブックが多くなりすぎてわからなくなっている。メモ帳などに写真を貼り付けておくのも手である。本やファイルを持たなくとも、どこでもできる。『うづまき』注釈の校正も、モバイルでPDFフ…

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掃除に疲れる

◇全体の7割で、掃除とまる。いつものことだが、100パーセントまでいかない。書類は大胆に破棄した。雑誌類は思い切って決意したら、すべて捨てることとする。 ◇上田敏『うづまき』の注釈を、今年度中に出すことにした。いろいろ考えたが、非売品、研究版で出すこととした。単行本を基準に、上段本文、下段注釈というページ構成。仲間が版下を作成してくれたので、細かい詰めをしてから、刊行に持っていきたい。

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日記

◇書窓展に行っている人はいいなあ。かたづけかたづけ。  かたづけが進まないことで、年をとったことを自覚する。 ◇古本屋さんにちょっとした問い合わせをしてみる。 ◇先日、出会った、高峰博『夢学』の装丁は杉浦非水であった。ボロボロであるが箱付きはありがたい。植物を大きく描くのは、『百合子』『渦巻』(渡辺霞亭)などにも共通した特徴である。図録『杉浦非水の眼と手』には箱の図がないので、載せ…

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日記

◇コラム11回目原稿校了。彩色南画を取り上げる。勉強量に比べると、記事に出る部分はごくわずかである。しかし、勉強してトレースしているがゆえに、必要な情報を的確に選択できる。微差ではあるが、新しい見方もさりげなく埋め込んでおく。 ◇ある方が長くブログを書いていると知らず知らずのうちに謙虚さがなくなる、と述べていた。なるほどと思う。 ◇本を片付ける。少しの作業で疲れてしまう。なんとかしな…

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日記

外出で疲れる。 帰宅すると、三月書房さんより本が届いており、おまけの『波』8月号を読む。これを読むのは、おまけでもらった時だけだ。 高山なおみと堀部篤史の対談、高山の料理本を買うことにする。 小島慶子と安冨歩の対談。二人とも頑張る人だ。わたしはがんばる根拠を失っている。 木皿泉の連載。「カゲロボ日記」。栗原康の来訪があったと。大杉伝は買ったはずだが、埋もれてしまつている。野枝伝も…

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漱石は小品が第一

 松岡譲の河出文庫版『夏目漱石』が、何度も読むうちに、背中が断裂してしまったので、一応修理はしたが、同内容で、「第二章 作品の性格」が付いている『漱石 人とその文学』(昭和17年6月、潮文閣)を買い求めた。  これも、紙質が悪いが、写真は貴重なものが多く、それほど印刷は劣悪ではない。たとえば、漱石蔵の良寛の書と、漱石自身の筆跡が比較できるように図版が並んでいる。  初めて読む「第二章 作品の…

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