注付けはきつい

◇古本屋に行きたい!と思いつつ、昨日から、書き物の注付け。やっと26まできた。誰かがワードで最初から書き物するのはナンセンスと言っていたが同感。今他の選択肢がないので、プリントアウトをケチらず繰り返して、手書きで修正、その後入力というふうにしている。注の文献出典は、本文に書き込んでいく。後回しにするとたいへんなので、注をつける必要があるときにページ数まで本文に打ち込んでしまうのである。後で、カッ…

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イメージの相互関連性

◇今取り組んでいる書き物、ようやく通し原稿ができる。11インチのパソコンでは疲れるので、大きなノートを買いたいが、古本のためそこまでお金が回らない。プリントアウトしたものに万年筆で手を入れようと思うが、疲れが出てストッップしてしまう。インターテクスチュアリティをイメージに転用して、あるテキストのイメージの相互関連性を探っていく。フラグメンタルな仕立てになる。解読コードを新たに立てて、これまでの読…

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『谷崎潤一郎讀本』

◇翰林書房から、五味渕典嗣・日高佳紀編『谷崎潤一郎讀本』が出た。今日は、まだ書店店頭には出ていなかった。編者は40代で、文献実証にも、理論にも関心があるので、近代日本文学研究の現況を多角的によく示す内容になっている。執筆者一覧は、谷崎潤一郎研究会のここに出ている。漱石なら、研究の手垢がつきすぎて、こんな編集はむずかしかったかもしれない、と思う。わたしも寄稿した。谷崎潤一郎を描くというテーマで、最…

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君は来ないが本が来る

◇昼過ぎまで調べ物。CDROM資料、XPパソコンで無事起動する。 ◇恵美須町、文庫櫂をたずねる。難波で途中下車したので少し遅くなったが、目当ての山田稔はたくさん残っていた。『ごっこ』や『ヴォワ・アナール』などまとめて購入。編集工房ノア以外の山田本は持っていないのでたのしみだ。年末の読書は山田稔で決まり。開店直後にオタさんが顔を出したとか。 ◇家を出がけに郵便が来て、翰林書房『谷崎潤一郎讀本』…

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河内長野へ行きたいが

◇ロビンの古書市(河内長野ラブリーホール)へ行きたいが、ガマン。これから原稿に取り組む。後半の詰めを行う。 ◇昨日の夜は、O君と上田敏の『うづまき』注釈の打ち合わせ。梅田ルクアは満員。グランフロント北館、MUJIレストランでようやく座れる。食事の後は、1階のタリーズで閉店まで打ち合わせ。総ページは230ページくらい。わからない数点について再調査することに。入稿は1月10日である。 ◇帰途10…

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窮すれば通じる?

◇今書いているものは、伝統的な論文の形式でやると、なんだかうまくいかないので、思い切って、イメージの相互関連性という視点で、引用を積み重ねる記述に転換する。なんのことかわからないと思うが、自分にとってはブレークスルーである。いわゆる間テキスト性をイメージに適用する。ここまで書いて、グスタフ・ルネ・ホッケがやったことだと気づく。しかし、後追いでも、作品論という形式の狭さからは出られるような気がする…

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芥川賞、直木賞候補作

芥川賞は、大穴で岸政彦がとればいい。きちんと読んだことがあるのはこの人だけなので。この人は抒情派だ。 直木賞は、もういいかげんに恩田陸にあげよう。

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『見て読んで書いて、死ぬ』

高山宏新刊。『見て読んで書いて、死ぬ』(青土社、3200円)。装幀は高麗隆彦。 人文学の先細りは不可避で、単純なノスタルジーをもってその再興を願っても甲斐ないことだと思っているが、この本を見ると前進せよという号令が聞こえてくるようだ。紀伊国屋書店のサイト《書評空間》での100冊の書評と、映画評がセットになった大冊。 著者は編集的書き手(見えないネットワークやコンテクストを掘り起こし、創出する…

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革装本について

右が、オリジナル、左が近代文学館の復刻。 西條八十『砂金』(大正9年1月15版、初版は大正6年8月、交蘭社)。結構売れたのである。 『砂金』のわかりやすさが受け入れられて、先日記事にした『少女純情詩集』に繋がっていくのだろう。 復刻もスレが出ている。退色したことがわかるが、やはりオリジナルは風格がある。図形が異なるところもあるので、やり直したのかもしれない。 装幀は、野口柾夫。どうい…

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大阪古書会館に行く

午後の用事の前に、大阪古書会館に向かう。谷四で降りて歩く。上町台地の坂を感じる。 たくさん拾うぞ、の心意気で行くが、がんばっても、たいした額にはならない。 「東亜の光」は東大関係者の雑誌。一度見てみたかった。200円2冊、鎌田。 西條八十『砂金』は革装本。総革装本は、ぼろぼろになりやすい。これは、保存がいい。作者に興味があるというより本にひきよせられた。矢野書房、2000円。 由良君…

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