『月に吠える』の文献

日本近代文学館の複刻シリーズの解題を3冊手に入れた。1冊200円。こうした解題は、けっこう貴重である。新聞初出のものは、小さいが、第1回目の写真版が入っている。ところで、『精選名著複刻全集 近代文学館—作品解題』(昭和48年11月4刷、初版は昭和47年6月)の『月に吠える』の解題は、伊藤信吉が書いている。複刻の元版については次のような記述がある。〔複刻について〕原本は四六判、角背紙装、アンカット…

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図書館日和

暖かい。しかし、身体は不調である。 体幹部に不調があると、元気が出ない。ずっと横になっていたいと思う。しかし、今月中に文献を集めないといけない。なんとか図書館にたどりつく。年とって、不調になったら、こういうことはできなくなるなあ、と思う。しかし、だから、いまを頑張るというふうにはならない。 休憩して、もう一つ文献を探そう。

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『児童心理』3月号

『児童心理』3月号、特集「負けず嫌いな子」に「「負けず嫌い」の構造変化について」という文章を寄稿しました。国木田独歩『画の悲み』と、武田綾乃『響け! ユーフォニアム』を比較して、「負けず嫌い」の心性の変化について考えました。2月10日ごろ発売予定。目次はここ。 付記 2017年2月17日。発売されています。

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アウトライナー

アウトラインプロッセッサーというものが、前から気にかかっていた。手書き紙媒体の頃は、A3の用紙に構想展開図を書き、文献コピーの必要なところを切り取って、貼り付けて、全体の構図を決めてから原稿書きを始めるということをやっていた。ワープロ、パソコンの時代になって、発想を支援するようなソフト、アプリはどうなっているのか、あまり知らなかった。ワードにアウトライン機能があるが、拘束が強くて使いにくいと感じ…

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恩田陸特集

本を整理していたら、『SFマガジン 恩田陸特集』、2002年10月号がでてきた。若いです。ペンネームの由来は、説があるようだが、わたしはwonderland→をんだらんど→恩田陸ではないかと思っている。

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切り抜き

先日、さんちかの古書市で、切り抜きを買った。切り抜きは、発表媒体が特定できない場合は、資料として使えない。以前、ある挿絵画家のレアな切り抜き集を購入した。出典は調べればわかると思っていたが、あまかった。わからない。けっこう、文献は出ている人物であるが、まったくわからない。 さんちかで購入したのは、没年が明確な画家のものである。出典はわからなくとも、だいたいの時期は推定できる。それに印刷見本とし…

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さんちか盛況

3日目のさんちか古書市へ。大江健三郎『河馬に噛まれる』(昭和60年、文藝春秋)。これは、文庫版ではぶかれた「「浅間山荘」のトリックスター」を読むため。挿絵切り抜きは、印刷のサンプルとして。これは記事にする予定。 人が多く盛況である。

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ツイン21

遅れたが、帰途にツイン21の古書市へ。『中央公論社の八十年』(昭和40年)、1000円。「谷崎潤一郎の美食」という章がある。「日本の文学」「世界の文学」と同じ趣向の装幀。年表が役に立ちそう。

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