疲れて帰宅して、何となくいくつか愛読ブログを見ていると、《神保町系オタオタ日記》さんが、文献検索について、たいへん重要なことを指摘していることに気がついた。
2月6日の「国会図書館の「デジタル化資料(貴重書等)」のお得な使い方」という記事で、たいへん重要なことが書かれているので、引用させていただく。
国会図書館のホームページの「電子図書館」の「デジタル化資料(貴重書等)」で「森茉莉」を検索(「館内限定公開資料を含める」にチェック)すると、全集未収録エッセイがザクザク見つかる。ついでに、「平井金三」も検索すると、精神学院の『心の友』という雑誌に明治42年1月から11月まで「心象研究」を連載していたことがわかる。この精神学院というのは、『難病患者の福音』(精神学院、明治44年7月8版)によると、「元精神学会長桑原俊郎の後を承けて新に立て」たもののようだ。
(参考)国会図書館のデジタル化資料の検索により従来の個人書誌の漏れを補う雑誌文献が随分見つかることについては、森洋介「雑誌記事索引の遡及擴張は成るか デジタル化事業に潜む副産物の功用」『文献継承』19号、2011年10月にも書かれている。
一読して、これは、たいへん重要な指摘だと思った。そこで、高村智恵子の主治医である斎藤玉男の名前を入れて検索してみた。そうしたら、知らなかった啓蒙書がひっかかてくる。そればかりでなく、『脳』という雑誌に斎藤が発表した文献一覧が出てくる。
これは、引くものの関心に応じていろいろ使えるのではないか。
みなさん、ぜひためしてみてください。
