仕事の崖はまだつづくが、今日は墓参で一息つく。
淀屋橋地下の書店で『Kei』12月号をもらう。きょうのおまけだ。ダイヤモンド社の広告誌だが、久しぶりに手にした。森達也の『リアル共同幻想論』は、連載65回目。自著『A3』について書いている。これを読むまでは、またオウムのことか、という気持があったが、集英社文庫になったというので、読んでみることにする。要するに、あの事件をスルーする仕方が、つけが回ってくるように、いまにひびいている、そんな気がしたのだ。
墓参をすまして、三月書房による。市役所前でおりてゼストの11番出口をあがる。その前にふたば書房で、『図書』、『本』をもらう。帰途の車中で読んだが、『図書』の鹿島茂、吉川一義の対談『プルーストの一〇〇年』は、おもしろい。
小一時間、棚を見て、いろいろ購入。小西甚一の『国文法ちかみち』を買ったが、学術文庫版『俳句の世界』がおもしろいそうなので、それも一緒に。
『相互扶助論』、『権藤成卿著作集』第1巻なども購入。国家意識と共同体意識の差をさぐりたいのだ。
マンガの棚では、『ガロCOM傑作集』をえらぶ。
帰ると、秋山清の自伝『目の記憶』(1979年8月、筑摩書房)がとどいていた。松川八州雄の装幀と挿画が味があっていい。ぱらぱらめくっていると、『相互扶助論』を読んだとき、自分が育った漁村の暮らしぶりを想起したという。そうそう、こういうことが知りたかったのだ。
