ぼんやりポータルサイトのニュースを見ていると、漱石の全集未収録の資料が見つかったという。
『新潮』2月号の黒川創の小説『暗殺者たち』の中で紹介されているという。
そのときはあまり心が動かなかったが、4,5時間して、仕事を終えて、書き物の方針を考えているとき、これは買いに行かなくては、という気持がわいてきた。
行き詰まっている書き物のヒントになるかもしれないという下心もある。伊藤博文の暗殺についての言及があるという。これは買い逃すと、入手しにくくなる。時計を見ると、9時前だ。大書店にはまにあわない。
頭の中で書店を思い浮かべ、10時半まで開いている店に向かう。文芸雑誌の棚にあった。
帰りの車中でよみはじめる。小説もわたしの好きな評論タイプ小説でおもしろそうだが、まず、漱石の未発表エッセイを読む。
一部は、予想どおりだが、予想を超える部分もあった。
