団扇女子の研究

Image




「芸術新潮」7月号がジャポニスムの特集。
表紙は、モネの《La Japonaise》。
宮崎克己の「解説」がおもしろい。
「団扇と扇はマストアイテム」の記事では、「団扇を壁に飾った室内の情景」について次のように指摘している。
しかし、そもそも団扇を壁に飾る習慣は、日本にはありません。おそらく扇面貼交を参考にしたのでしょう。明治の始め頃、横浜にあった西洋人向けの遊郭「岩亀楼」では襖や天井一面の扇面貼交を売り物にしていて、その情景を描いた錦絵や団扇絵が、お土産として大量に作られました。扇子では、真似をしようにも骨から剥がすのは大変ですから団扇で代用したのではないでしょうか。


なるほど。
明治の新聞をみていると、団扇の大量輸出についての記事がよく見られる。