『日本探偵小説全集 第五篇 谷崎潤一郎集』

 改造社版の『日本探偵小説全集 第五篇 谷崎潤一郎集』(昭和年4年5月)。確か、芥川と佐藤春夫の巻もあったような。

 

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 こういう枠組みがあって、下記のような文庫本が出るわけだ。

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 谷崎は、デビュー当時から売れる作家であった。しかも多面性を持っている。

 今東光の『十二階崩壊』は、初版で読んでいたが売り飛ばしてしまい、先日、天三の古書店で買い直した。谷崎の家には、ほとんど本がなかったと書いてある。しかし、モチーフは多彩で、読むことから書く作家のようでもある。記憶力に優れていたのだろうか。