偶然、スタジオカラーの《日本アニメ(ーター)見本市》というサイトを見つけて、短編アニメが期間限定で多数公開されているのを知った。
仕事が終わってから、10本ほど続けて見たが堪能した。
好みは『カセットガール』や『PP33』にあり、アニメならではの戦闘シーンがたのしめた。3Dのエヴァンゲリオン、アナザーインパクトは3回も見てしまった。
ただ、映像の中の感情には立ち止まらせるものがあった。
今その感情を、たとえて、〈P・K・ディックを追い越して〉感覚と呼んでおきたい。そのこころは、ディックの描く、作為されて、崩壊した世界は、これまでは、近未来、つまり私たちのちょっと先にあるように思われたのだが、じつは、とうに私たちはそれを追い越して、未知の領域に突入しているかもしれないということである。
櫻木優平監督の『新世紀いんぱくつ。』は、エヴァンゲリオンのスピンオフストーリーで、お約束の美少女アニメであるが、ラストの感覚は調和を壊している。歌詞のリフレーンを聞きながら、私の心の中で、深くうなづくものがあったのである。
