下、この著者には、岩田書院刊の熊野勧心曼荼羅についての大著があるが、まず啓蒙的なこの一冊から。地獄の啓蒙書はたくさんあるが、人生の橋について触れているのは少ない。
論文の骨格は固まっていてできているが、周辺を詰めておくために勉強が必要。耳学問で知った本。
中、古典の〈画文共鳴〉についても勉強しておかなくては。こういう本が出るということは、需要が出てきたということか。
近代日本でも、いろいろ書くことあるよ。でも、まず原稿の準備をしておかなくては、話にならないね。
上、これは、おもしろそう。PIEに素朴絵の本があって、禅画や大津絵が含まれていた。
今やっている、漱石関連コラムに役立ちそうだ。
あとがきに浅井忠の、大津絵を紹介したら西洋人が喜ぶという趣旨の発言が引かれている。
更紗様式の装丁でもそうだが、位相がずれながら、東西が互いに影響し合うという現象はおもしろい。
連載コラムのために、漱石を勉強し直しているが、いくつか発見がある。圧倒的な教養があるということ、また、西洋美術のモダンな側面に理解が深いことなど。
