『逢沢りく』下巻 2016年09月16日 ◇車中で、ほしよりこ『逢沢りく』下巻、読了。涙は出んかったけど、カタルシスはあった。病気の子供と心の固い少女の取り合わせなんか、『秘密の花園』の黄金パターンや。まあ、筋は予測できるんやけど、細部の工夫があるところがええ。全力疾走の女=かぐや姫とか、マーニーとかいろいろ入っているんやけど、母親が娘の制服着るとこなんかようできてる。 ちょっと文句も言うとくと、男たちのキャラがみんな濁りが無いんや。ある意味で、物語に男はいらんゆうことかもしれんな。男の濁りみたいなこと書いたかて、誰も喜ばんもなあ。 それから、作者は40代、20代以下の読者がどれくらいあるかどうか、そこも気になるわ。もしかして、おじさん向けの物語なんかもしれん。◇今日の空 にほんブログ村