マルセル・プルースト作、ステファヌ・ウエ画、中条省平訳『失われた時を求めて スワン家のほうへ』(平成28年10月、祥伝社)。
オールカラーのバンドデシネ。
マドレーヌはシェルの形だ。
「スワン家」で挫折する人が多いそうだ。
家具とか背景は、本場なので映画の感じ。
スワンの嫉妬がタコの足みたいに伸びるというところの表現は、鉄柵の曲線がタコの足に繋がっていく。
敗戦直後、『失われた時を求めて』の輪読をしたら、美味しいもんがぎょうさん出て来てまいったと、故T先生が言っていたことを思い出した。
この本を読んだからと言って、活字版を最後までたどれるかどうかはわからないなあ。
