版面分析でむずかしいのは、錦絵的多色刷り木版ではなく、単色木版のコマ絵の類だということに気がついてきた。
まさに印刷と版画の境界線があらわになるからである。
まず、先行研究の見解を整理しようと思う。
それから、ナノキャプチャで版面分析を重ねていきたいと考えている。
完璧さを前提にせずに、むしろ試行錯誤を公開するような形で進めていけたら、と思っている。
夢二のコマ絵集は、木版からの直接印刷でなく、紙型鉛版をとったとすれば、どのような差異があらわれるのだろうか。
第二次『明星』の掲載版画は、直接印刷だと宣言されているので、一般的なコマ絵と比較することも試みてみたい。
それから、石版六度刷りなどという表現にであうことがあるが、石版についても、考察を進めたい。
これは、紙媒体でやろうとすると、カラー印刷が必要で、なかなかむずかしい。
ブログでは、カラー図版の掲載は簡便である。ブログだからこそできる試みといってもいいだろう。
それから、試行錯誤の結果、まとまった完成版ができるなら、それはウェブサイトを作ってそこで公開することも必要だと思い始めている。
試行を重ねた上で判断したい。
まあ、一足ずつということで。
