北野恒富展

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あべのハルカス美術館の北野恒富展に行く。
眉がハの字になった表情の女性像が多く、気に入った。
《口紅》は木版画だったが、いい感じである。
絵はがきセット表紙の《鏡の前》は迫力があった。裾模様の飛天をクピドに見立てると、女はビーナスだ。世俗のビーナスに出会うのはちょっと覚悟が必要、ということか。
まがまがしさがあってこその美なのだ。
橋爪節也さんの講演「よみがえる大阪画壇の巨匠 北野恒富の芸術」も聞いた。
パワポ300枚、90分の内容ぎっしりで、よかった。
物語の埋め込みの解読が面白く、けばだつ輪郭線のことも興味深かった。
図録も購入。

帰途は恵美須町で降りて、文庫櫂に。
「金鈴社の画家たち」、鈴木信太郎のエッセイ集、中村光夫の『戦争まで』。
冷茶、おまけつきで、感謝である。



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