ピンのあと

 満谷国四郎《二階》。「文部省第四回美術展覧会出品」とある。
 1910年の文展の出品作である。
 団扇をもった女性像は見るたびに集めているが、今回は穴のあとが気になった。
IMG_3117.JPG
 いたずらであけられたのか、あるいは、どこかに貼られていたのか。
 押しピンの発明はいつ頃なのだろう。

 記憶が曖昧だが、荒畑寒村の小説に、壁に革命家の写真を貼っているという場面があったように思う。