木下杢太郎の復習

 事情あって、木下杢太郎について勉強の復習を始めた。
IMG_3258.JPG
 『目でみる木下杢太郎の生涯』(昭和56年10月、緑星社)。文学アルバムとしてよくできている。生涯の輪郭がすっと頭に入る。実家の米惣(こめそう)は、米問屋から始めて、雑貨や書籍もあつかったという。木下杢太郎(太田正雄)にとって〈家〉の問題はおおきかった。

 キリスト教から天理教に改宗した姉きんの存在が大きい。文学者となることを断念させ、夫の先妻の娘を妻とさせた。これらは、太田慶太郎『私の歩んだ道』(昭和61年7月、私家版)にも記してある。

 太田慶太郎は、杢太郎の甥にあたる。東大新人会に入って、共産主義者となっている。戦後、木下杢太郎記念館をたちあげた。できた頃に一度訪ねたことがある。

◇森川葵村の詩集『夜の葉』についてしらべていたら、《詩の本》(長沼光彦氏運営)というブログを見つけた。こうした研究ブログはありがたい。

◇笠間書院のツイッターの「中の人」は今日が最後だったらしい。《表現急行》の記事はたくさん取り上げてもらった。感謝したい。《文学通信》というツイッターを始められたようだ。