☆F書房さんの目録で注文して、オリジナル第1次『明星』を何冊か買った。前号の目録でも注文したが皆売り切れていた。
今回は、目録が届いた日の夜にファックスで注文。1冊をのぞいてまにあった。
☆第6号は、2冊目である。複刻版とすこし表紙の色合いが違うので、2冊目を購入した。表紙にすこし欠けはあるが、保存はいい状態なのでよかった。
一條成美の展示があったとき(ないか? でもあるかも)使えるといいが。
☆これは、伊上凡骨(いがみ・ぼんこつ)の肖像。和田英作の筆。明治39年1月、午歳壱号。
オリジナルは線が生きている。
凡骨は、木版の彫刻を担当し、活躍した。
『明星』掲載の木版を集成した『明星画譜』では、その超絶的な技巧を確認できる。
模刻、つまりパステル画や鉛筆画や油彩画や水彩画のタッチを木版で復原してみることに力を注いだ。
創作版画とは無縁のようだが、荒く彫ったように見える即興的なタッチは、香山小鳥を通じて『月映(つくはえ)』の版画家に伝えられる。
☆最後は、欄画ふうの中扉の版画。和田英作である。和田のサインはちょっと、太田三郎に似ている。
「欄画」という語は日本国語大辞典に採録されていない。
和本で文字のない部分を「欄外」という。その「欄」に書かれた絵ということで、「欄画」というようになったのだと考えている。
*過去記事《欄画》参照。
