◇大塚英志氏の近刊(7月)、『ミュシャから少女まんがへ 幻の画家一条成美と明治のアール・ヌーヴォー』(角川新書)。図版250点というので、厚めの新書になるのだろうか。編集者としての鉄幹や一條に光をあてるものらしい。楽しみである。
◇小展示の準備で、一條成美が表紙を描いている『新声』を探すがなかなかない。
第7巻2号(明治35年2月)を2冊、入手したがその一冊。蔵書印がないといいのだが。
前にも書いたが、『ゲームオブスローンズ』のアリア・スタークみたいである。
〈剣と書物、理想を高く掲げ、いかなる悪にも屈することなし〉。
アップで一枚。
左手のアップも。
ところで、おまけの挟み込み広告があり、「第六編総目録」とある。「発行兼編輯人」は中根駒十郎である。
「(新声第七編第二号附録)」とあるので、もともとはさみこまれていたものである。
驚いたのは、裏面の「新声社同人著書目録」。
一條の著書として、『新派彩画法』とともに『新粧』が上がっている。
「廿五銭/郵四銭」とあり、刊行されていた可能性が出てきた。
これまでは未刊だったのではないかと考えていたが……。
古書市で出会うことが出来るだろうか。
