第7回文展(大正2年)で三等賞を得た太田三郎《カツフエの女》。
ヤフオクの絵葉書ショップで購入。
ややこしいのは、大正3年に『現代の洋画』「版画号」の「自画木版」の《カフエの女》を発表していて、これまで区別ができていなかった。
創作版画研究は、文献も洗い出されていて、研究史も厚いが、どうして太田が創作版画に手を染めたかの、本人の証言は見当たらない。
それはともかく、絵について書くということはむずかしい。
シルヴァン・バーネット著、竹内順一監訳『美術を書く』(2014年4月10日、東京美術)を読んで俄か勉強する。
女性の右足が、草履から浮いている。版画の方では、確か左足が草履からずれていた。
右上部のカウンターに、片づけられた食器がある。
卓の上の白布は、はずされたエプロン(女給さんの定番衣装)とみた。
仕事終わりで、ああ疲れたという瞬間を捉えたものとしたがどうだろう。
斎藤光さんの意見を聞いてみたい。
それから壁のポスターが特定できる人がいるだろうか。
*note記事《画文の人、太田三郎(4) 洋画について》
