石井柏亭『美術と自然 滞欧手記』(大正14年6月1日、中央美術社)を読む。
太田三郎と滞欧時期が重なるので、名前が出てくるかと期待したが、見出せなかった。
石井は太田を高く評価している。
その代わり、1922年のパリの秋の官展、サロン・ドートンヌで、日本美術の展示室を設けるというので折衝に奔走していることを知った。アスランという人がキーパーソンである。
研究はサイニイで、林洋子「「現代日本美術」の演出ー1920年代前半のパリにおける試み〔含 国民美術協会展(日本部門)1922年出品目録,サロン・ドートンヌ(日本部門)1923年出品目録〕」(「東京都現代美術館紀要」 (2), 18-33, 1996)という論があることを知る。
