オタさんのブログ《神保町系オタオタ日記》の「牧野富太郎や五百城文哉の植物画掲載の『園藝界』(春陽堂、明治38年)ーー一條成美の絵葉書『新粧』の広告もーー」(2022年3月3日)という記事に驚くことが書いてある。
オタさんが購入した『園藝界』の「第2年第1巻、明治38年1月掲載の春陽堂発行絵葉書広告の中に一條成美画『新粧』がある」というのである。
新潮社から出たはずの一條の画集も『新粧』という題で、長らくその存在がたしかではなく、一時は刊行されなかったのかもしれないと思い始めていた。
しかし、『新声』第2編第7号(明治35年2月15日)の挟み込み広告(発行日も印刷されている)に画集『新粧』の名が出ているのを見つけた。
下段、左から3つ目。定価25銭という価格も記されているので既刊のものの広告だと考えられる。他の本も実際に刊行されている。
その右隣りの『新派彩画法』は架蔵しているが、とても薄い本だ。価格も25銭で同じだ。『新粧』も薄い本だと予想できる。
春陽堂の絵葉書セット『新粧』と、新声社の画集『新粧』は別々に存在していると思う。
『新派彩画法』はほとんど架蔵しているところがない。
『新派彩画法』はほとんど架蔵しているところがない。
「日本の古本屋」のサイトができた頃、探求書は朝夕、検索してみることにしていた。その時に『新派彩画法』がヒットしたのであった。
そういうことは少なくなったが、昨日の記事のように意外なものが引っかかってくることもなくはない。
