美人絵葉書が日露戦争と深い関わりがあり、兵士の慰問に使われたことは過去記事にも書いた。
*過去記事参照《戦争と美人絵はがき》《戦争と美人絵はがき(その2)》
さて、この絵葉書は何年か前の水の都の古本展で入手したもの。
絵柄は、美人絵葉書の代表的アイコンともいうべき、洗い髪のお妻である。
未使用で、記念印が二つ押されている。
「大津歩兵第九聯隊」とあり、左は「入営紀念」、右は「解体紀念」とある。
日付はわからないが、日露戦争時のものであろう。
美人絵葉書をもらった兵士が、入営の時に押印してもらい、無事帰還して解隊の時に押印してもらったということだろうか。
裏側に仕切り線はない。
「万国郵便連合端書」とあるので、明治10(1877)年に日本が加盟した以降のもので、仕切り線がないため明治40年3月までのものということになる。
