大塚英志事務所のツイートを見てすぐ購入する気になった。
表紙画があまりに素晴らしかったからだ。
うったえかけてくる力を感じた。
裏表紙もあげておこう。
いしいひさいち『ROCA 吉川ロカストーリーライブ』(2022年8月1日、(笑)いしい商店)。購入したのは、9月9日発行の3版である。
4コマのギャグを積み重ねながら、ファドという音楽に魅せられた主人公ロカが、友情や周囲の人々に支えられて歌手として自立していく大きなストーリーが語られる。
こう書くとありきたりのサクセスストーリーのように思われるかもしれないが、小さな日常に起こるおかしな行き違いなどの4コマギャグがたくさん積み重ねられて、ストーリーが進行するやり方はおもしろい。
大きなストーリーを語る際には、日常の小さな起伏は選択されてすべては網羅されないからだ。
しかしこのマンガでは、小さな日常で起こるおかしさがてんこ盛りになってストーリーが進行していく。
終わりもよかった。
物語の節度というものを感じた。私たちが物語ととるべき適正な距離についての暗示があった。
久しぶりに良いマンガを読んだ。
読了した時に、副題が「ストリートライブ」ではなく「ストーリーライブ」であることに気づいた。
マンガはライブだよということか。
お礼が記された納品書が入っていた。
「Rタイプ」となっているので、マンガのコマを変えた違ったものがあるのだろう。
購入は下記で。
