『月映(つくはえ)』の版画家、田中恭吉の日記の注釈のために、某大学図書館の一般公開を利用してかよっている。
今日は、先週より1時間ほど早く出る。
バスは空いていた。つくと、1つ学会がおこなわれているようだ。
調べものをする人は増えてきている。2階、3階にはけっこう人がいることがわかった。発表やレポート、卒論関連の調べものだろうか。
今日のテーマは、鉄道と活動写真。
まず先週借りた本の必要部分のコピーをとり、本を返却する。
参考図書で鉄道関連の数冊見ることにする。
ウィキペディアで出ていた、明治39年の急行編成の改定について、確認がとれた。
三宅俊彦の『日本鉄道史年表(国鉄・JR)』(2005年9月21日、グランプリ出版)で、4月16日に「官設鉄道時刻改正」について出ている。
田中恭吉は「三等急行」と書いているが、それがこのときにできたのである。
あと、明治42年の三等急行の新橋ー神戸間は15時間25分かかったこともわかった。
ヤフオクで下関の明治43年の三等急行の切符が出ていたことがあるが、オレンジ色の地に、斜めに2本の白の線が入っているものであった。
活動写真のほうは、古い資料集など見るがあまり進展はなかった。
手本にしている東京文化財研究所、小杉放庵記念日光美術館編『木村荘八日記〔明治篇〕校註と研究』(平成15年2月15日、中央公論美術出版)は、劇場や活動写真館の注がたいへんよくできているのだ。上演作品まで説明している。
何を見たらいいのだろう。
なんとなくモヤモヤとなんか本があったなあ、とは思うのだが、至りつけない。注釈をやっているなんて、とても言えたもんじゃない、と反省。
残り1時間になって地階で美術雑誌目録で太田三郎の著述をピックアップしていく。今日で終われた。
『みづゑ』に書いている。これはWeb公開されていたはず。
*付記 『みづゑ』のWeb公開は90号まで。
1つ手がかりがつかめると、1つわからぬことが出てくる。
図書館を出るとまっくら。つまづかないよう注意して歩く。
帰りのバスは停留所ごとに混んできたが、新車なので窓が楽に開けられた。
