竹久夢二の『山へよする』(大正8年、新潮社)は、竹久と笠井彦乃の恋愛紀行を軸とする、美しい詩画集である。
ニコライ堂で、二人だけの結婚式をあげるところで、童画ふうの多色木版がはさまれているが、二人が見たマリアのイコンはどんなものか、検索してもわからない。
ニコライ堂に見に行けばいいのだが、内装が大正初期と同じとはかぎらない。
そこで、思いついたのが絵はがきである。
内部の写真のものが見つかった。
おそらく大正初期。
左がマリアのイコンだと思われる。
コロタイプ印刷なので拡大してもドットが出ないのもありがたい。
