予定より早く『近代出版研究』の第2号がとどいた。
午前中は書影撮影の予定であったが、それをやめてよみふける。
横山茂雄氏のインタビューでは、均一本を見るようになったのは、ブックオフができて古書価の変化があったからだとあって、そうかと思った。
古書価の暴落によって出てこないものまで放出されるようになったということらしい。
松崎貴之氏の新聞縦覧所の論は、勉強になった。
ミルクホールとの関連はどうだったのだろう。
先日、例の日記の注釈で、判読できないところがあって、みているうちに「キンツバホール」と読めるのではと思い、検索したところ、新橋に実在した。
ビヤホール、ミルクホールが普及してきんつばを食わせるきんつばホールまでできた、という記事があった。
竹久夢二のコマ絵をたくさん見る機会があって、浅草十二階下の女性は何枚かあったが、ミルクホールはでてこなかった。
谷沢永一の『遊星群』への言及があるかとぱらぱら見ていると、鈴木宏宗氏の論に出ていた。
『遊星群』を見た時、分類すると、雑書はおもしろくなくなるような気がした。
雑書の中にかならずローマへの道が通っているわけではなく、各自がそれぞれのローマへの道をさぐるため、既成の分類を越境した時に、雑書の森の中にに身を置くことになるのだろう。
小林昌樹氏「特集に寄せて、雑本とは何か」p71参照。
