作業日誌 普門暁を調べに行く

昨日は、デスクの前にずっと座っていたが、1行しかすすまなかった。
デジコレがストップするということで、調べものは続けたが……。

今日は、図書館に出かけた。
行きのバスは座らなかった。それほど混んでいたわけではないが、奥の空席まで足を運ぶのを避けたのだ。

先日、書いた、普門暁(ふもん・ぎょう)の絵葉書《春の踊》がとてもよく、今まで見たことがなかったので、調べようと思ったのだ。

絵葉書の上欄には、「大阪市美術協会第一回展覧会出品」と印刷されている。

国立国会図書館デジタルコレクションにこの第1回展の図録が出ていて、普門暁は、《裸婦》という作品を出していてモノクロ図版も掲載されている。《春の踊》とは別作品である。

橋爪節也の『翼のある大阪 : 近世近代美術史論集』(創元社)所収の大阪市美術協会関連の論を見るも、出品記録は出ていない。しかし索引で普門暁関連の情報を得ることができた。

西野嘉章『前衛誌 日本編』図版巻(2019年9月、東京大学出版会)の46頁「未来派/表現派」は、『山へよする』の包紙画と、同じく竹久夢二の『恋愛秘語』(1924年9月、文興院)の表紙画と、大阪の柳屋画廊が発行していた雑誌『柳屋』第25号(1924年5月、大阪柳屋画廊)の普門暁の表紙画《未来派模様》の3点を掲載している。

橋爪節也によれば、この《未来派模様》は手ぬぐいの柄として提案されたという。しかし、職人が再現できないために手ぬぐいは作成できなかったようだ。

五十殿利治他著『大正期新興美術資料集成』(2006年、国書刊行会)を見たが、やはり《春の踊》は載っていない。

もう一件、『婦女界』を創刊した都河龍(つかわ・しげみ)の自伝が収められた伝記叢書を借りようとしたが、試験前後の貸し出し制限図書に入っていたので、一部のみ複写してきた。

帰りのバスはすいていた。

コープによると、正月商品一色になっていた。
トマト3個500円、キャベツ450円……。

年末は、鍋でしのぐことにする。






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