町田市立国際版画美術館で「『月映』とその時代 ―1910年代日本の創作版画」展が開催中。3月9日まで。
美術館のサイトから引用。
本特集展示は、町田市立国際版画美術館が所蔵する公刊第3号、5号、6号、7号のなかから一部の作品を選んで展示し、発刊から110年を迎えた『月映』の表現を紹介します。また、『月映』の版画と共鳴する同時代の創作版画も展示して、生命観を表わすことを志向した1910年代の表現世界をご覧いただきます。
昨秋の和歌山県立近代美術館の『月映』特集展示(350点余)の2回目に行けなかった。展示期間を誤認していたのと、体調不良のためである。
町田はかつて新宿経由で行ったときは、めちゃ遠かった。
調べると新横浜からは20分弱で行ける。
残念ながら、図録は発行されない。絵はがきはあるようだ。
上記サイトリンクの最後にあがっている、岸田劉生の《The Earth》(大正5年)が気にかかった。
図を引用する。*https://hanga-museum.jp/exhibition/index/2025-567 2025/01/18 12:05参照。
岸田劉生
The Earth
1915
木版 41.5×30.0cm
The Earth
1915
木版 41.5×30.0cm
土中の屍(?)と植物の組合せは、ムンクのmetabolismのモチーフを連想させる。
metabolismは化学用語で「代謝, 物質交代, 新陳代謝:生物やその細胞が新しいものを取り入れて古いものを捨てること」(研究社『理化学英和辞典』)を示している。
田中恭吉も短歌や版画で、同じような生命の循環について繰り返し表現している。
