浅井忠日記資料デジタルアーカイブ

きょうは、千葉県立美術館開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行くーむすばれる人、つながる時代ー」の最終日である。

サイトを見にいくと、浅井忠の日記がウェブで公開されているのに気がついた。


説明を引用しておこう。

このデジタルアーカイブは、千葉県立美術館が所蔵する浅井忠(1856 - 1907)の4つの日記の画像と釈文を、地図や関連資料とともに公開することで、美術館に直接来館できない人々にも広く浅井忠の魅力を発信することを目的としたものです。

4つの日記は、浅井の旅の記憶であり、文章だけでなくスケッチも多く描きこまれています。浅井の旅と写生は、学生時代の課題制作等を発端として生涯続けられました。浅井にとって、旅に出て写生することは創作活動の原動力でした。工部美術学校を退学した翌年に従弟の窪田洋平と筑波方面に旅した際の記録を綴った「筑波日記」、日清戦争時に従軍画家として戦地に赴いた際の体験を書いた「従軍日記」、西洋画研究のため留学したパリに到着以降の半年程の出来事を記した「巴里日記」、1901年5月のフォンテーヌブローからグレーへの10日間の旅の記録を綴った「フォンテーヌブロー日記」。各時期の旅での浅井の新鮮なまなざしが記されたこれらの日記やスケッチからは、当時の時代背景や浅井の人柄が活き活きと伝わってきます。まるで一緒に旅しているかのような臨場感を、どうぞお楽しみください。

注釈はついていないが、写真版とその下に翻字されたテキストがあり、地図や参考写真が添えられているページもある。

『従軍日記』のスケッチは、明暗をていねいにつけたものもあり、日清戦争の戦場の様子がリアルにとらえられている。

過去に美術館で刊行されたものが元になっているようだが、現物の写真と翻刻(釈文)が同時に見られるのは、便利である。





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