散歩の足を伸ばして、ブックオフによる。
いつもみるのは、岩波文庫、ちくま文庫、ちくま学芸文庫などがあつまっているところ。
迷っていた学芸文庫版『頼山陽とその時代』はまず上巻がなくなり、きょうは下も売れていた。
矢川澄子のエッセイ集のちくま文庫もなくなっていた。
ちくま文庫版『桂枝雀爆笑コレクション 1 スビバセンね』(2005年12月)があったので購入。
これは全5巻で、今回で3冊になった。
昔、CDの全集を買っているが、それを聞くことはなくなった。
文庫のコレクションは、実際の口演を文字におこしたものである。
クーポン割引で450円。
気分を変えたいときに読んでみる。
耳からだとわからないことが、文字ではたちどまって理解できることがある。
たとえば、『くしゃみ講釈』の噺家から見た講釈師は、「「鋳掛ーけ屋のおやっさんが軍艦の注文受け取った」てな顔をいたします」とある。
また、『船弁慶』のサゲ近くの「本日の秀逸秀逸、秀逸と申します」とあるのは、ニワカ(即興芝居)に対してほめるときのかけことばであるそうだ。
Xのポストに対して「本日の秀逸秀逸」なんてリプライしても、だれもわからないだろうが……。
『うなぎや』では、枕にスビバセンおじんさんが出てきて、SR(ショート落語)に似た試みをしている。
スビバセンおじさんが、穴を掘っている。何をしているのかと問われると、おじさんは、この辺に深い穴があるらしくて探しているのだと答える。
