『吉本隆明全集』の最終巻のことを調べようと晶文社のサイトに行くと、「吉本隆明・赤羽淑(往復)書簡について」という表示があって、見てみると次のような案内が記されている。
吉本隆明氏に関する書簡は、『吉本隆明全集37巻』『同38巻』に収録した書簡のほかに、実はまだ正確には中世日本文学研究者・赤羽淑宛の未投函書簡3通が残されておりました。しかし、これは同時に川上春雄宅に残されていた赤羽淑の著者宛書簡50余通とともに読まなければならないものと思われ、「吉本隆明全集38巻」への未投函書簡3通の収録を断念いたしました。市販はいたしませんが、赤羽淑書簡と吉本隆明未投函書簡3通を一冊にまとめた冊子を作成いたします。
目次判型は次のとおり。
【目次】凡例赤羽淑書簡 52通吉本隆明書簡〈未投函〉 3通解題(間宮幹彦)A5判変型・簡易製本(並製)
128ページ
定価:2,750円(本体2,500円)
(2025年11月18日出来予定)
代引きで少し割高で、3400円になるが、注文した。
赤羽淑(あかはね・しゅく)という名前から、男性の古典文学研究者で、和歌関連のやりとりが吉本との間にあったのだろうと思っていた。
冊子が届き、一読に及ぶと、赤羽淑(1931−2021)は女性の研究者であった。
本を整理してしまったので、確認できないが、ハルノ宵子(吉本多子)氏のエッセイで、吉本の講演を聞きに来ていた女性のことが書かれていたことを思いだした。
届いた冊子を読んでみると、1974年に深い心の交流があったことがわかった。
〔付記〕
はさまっていたお知らせによると、別巻は2分冊。別巻Ⅰ 著作年譜・書誌、別巻Ⅱが写真アルバムになるとのこと。
別巻Ⅰの刊行は2026年夏の予定。
