作業日誌 島本久恵『長流 6 雪炎』を読む

島本久恵の『長流 6』は、地元の図書館にあったので借りている。
「日本の古本屋」では4000円。このところ本を買いすぎなので、図書館をたよることにした。

のんきにかまえていると、すぐ返却期日が来るので、終日ノートをとりつつ読む。
時間がかかるので、途中でノートはやめてまず通読に注力。

この本も読まれなくなった。文庫にはなっていない。

島本は、公募のかたちで、羽仁もと子がやっていた婦人之友社に就職した。大正4年のこと。
ちょうど、新雑誌『新少女』が創刊され、河井醉茗が編集にあたり、竹久夢二が絵画主任となった。

島本の観察が生きている。
竹久夢二は「そうですか」を「そすか」というように言ったようだ。

岸たまきから笠井彦乃へと、竹久の愛の対象が移る過程をとらえている。

この本は意外と知られていないのかも……。
岸たまきの評伝である林えり子の『愛せしこの身なれど 竹久夢二と妻他万喜』(昭和58年1月、新潮社)の参考文献にもあがっていない。

息子の不二彦と浅草に行った歌が『山へよする』にあるが、それは大正4年のたまきが去ったあとのことのようだ。

次のnoteの原稿に生かすこととしよう。







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