昨日は、大阪天六の住まい情報センタービル3階ホールで開催された、「堂本印象『いの字絵本 恋の都大阪の巻』とは何か」を聴いてきた。
橋爪節也先生のパートが圧巻であったが、各氏の発表だけで時間がおしてしまい、討議の時間は体力の限界を感じたので辞去した。
天六から天三まで歩き、矢野書房や天牛を覗いて帰宅した。
堂本印象についてはあーと・わの会のWeb事典から。
堂本印象 (どうもと・いんしょう/1891~1975 年)
京都市生れ。1924年京都市立絵画専門学校研究科修了。19年帝展入選、21年帝展特選。25年帝展出品作帝国美術院賞。30年母校京都市立美術工芸学校教諭、画塾東丘社を開設。36年京都市立絵画専門学校教授。50年日本芸術院会員。その後、油彩画や抽象画を試み、彫刻や工芸も創作。61年文化勲章。京都市で没、83歳。日本画、洋画、版画、画塾、
彫刻、工芸
帝展入選以後の経歴はよく知られているが、20代の大阪での活動はわからなかった。
杉本梁江堂から刊行された大正元年10月にコマ絵を詩歌を組み合わせた『いの字絵本 恋の都大阪の巻』が堂本印象美術館から複刻され、記念展も開催され、研究結果の報告として今回のシンポジウムが企画されたわけだ。
「いの字」は、印象の「い」をとったもの、本名は三之助なのでほんとうなら「さの字」か「三の字」である。
会場で『徹底解説 堂本印象『いの字絵本 恋の都大阪の巻』とは何か」が販売されおり、購入した。
橋爪氏の解説で宇崎純一や太田三郎との関連もふれられている。
版面構成や、挿入の詩歌にも仕掛けがあり、アイロニーが感じられることがよくわかった。
復刻版、解説本は堂本印象美術館のミュージアムショップで販売されている。
2冊セットは百円引きでかつ、オリジナル袋と同じデザインのスリーブ(ジャケットのこと)が特典としてついている。
ショップはここ。
解説本の目次をかかげておこう。
論考
『いの字絵木 恋の都大阪の巻』を愉しむために 橋爪節也
愛本印象画家としての原点
ー「いの字絵本恋の都大阪の巻』一 松尾敦子
堂本印象と高島屋 高井多佳子
杉本梨江堂と祖父杉本要について 杉本喜代一解題 ー表紙・見返し・扉・口絵・本編・近刊広告ー 橋爪節也
関連資料
関連地図
*オタさんのポスト。
【編集履歴】
2026/02/03 誤記修正
2026/02/03 〔付記〕オリジナルは和綴じ。太田三郎の『あさぎり』も和綴じで、刊行は同年で、こちらが少し早い。
