『産業と美術のあいだで 印刷術が拓いた楽園』展

 和歌山県立近代美術館で。 『産業と美術のあいだで 印刷術が拓いた楽園』展。2018年4月14日〜6月24日。チラシより。「ひとりひとりの生活のなかにもたらされた印刷物は、新鮮な視覚体験をもたらし、また産業としての印刷の担い手たちのなかにも、実用的な需要に応えるあいだに、印刷技術のなかにある版の創造的な側面に着目する人が現れました。」

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5月に夢二展

 東京ステーションギャラリーの企画展予定を見ていたら、2018年5月19日(土)-7月1日(日)に「竹久夢二展(仮称)」があがっている。

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北斎とジャポニスム展

早起きして、上野の国立西洋美術館の「北斎とジャポニスム」展に向かう。ローソンでチケットを購入しておいたので、すぐ入場できた。観覧客は多い。入り口はパスして、奥の方から見る。ドガとの関係がおもしろい。略筆でパッと描く感じが、北斎と並べられると、親近性が考じられる。疲れると座って休んで、じっくり見た。ショップでは、英国の中産階級の女性がジャポニスムを積極的に受容したという研究書(粂和沙『美と大衆 ジ…

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「岡本神草の時代」展感想

 昨日は京都国立近代美術館の「岡本神草の時代」展へ。金曜は17時過ぎると、800円に。段取り悪く、先に山崎書店を覗くべきだった。帰途寄るとちょうどしまるところだった。とにかく、早く見たいという気持ちがあるので.時間配分をあやまった。 館内はちょうどよい混み方で、見る人の熱気も伝わってくる。『月映(つくはえ)』の人たちと同時代だと思ってみていくと、竹久夢二の模写がある。  図録の解説文、上薗四郎…

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藤島展から帰ってきて

 『中学世界』の表紙画。 たしかに、TF(藤島武二)のサインがある。 『はな』(川上瀧彌、森廣、明治36年、3版)も出てきた。展示のは紺色のものであった。

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藤島展に行く

 疲れているが、小磯記念美術館に藤島武二展を見に行く。 東京では図録完売だったらしいが、ちゃんとあった。 「グラフィックデザイナーの先駆者」という章がある。 雑誌『中学世界』の表紙をやっていたとは知らなかった。 《うつつ》は下絵に引きつけられる。指とか顔の線が明確だからだろうか。 《台南聖廟》の赤壁のタッチはすばらしい。 《神戸港の朝陽》は、ホイスラーを思い出す。これが「ジャポニスムの里帰り…

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NANGA展、和歌山で

これおもしろそうです。ここに資料あり。 和歌山県立近代美術館NANGA 俗を去り自ら娯しむ2017(平成29)年9月20日(水)―12月17日(日)

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ピンのあと

 満谷国四郎《二階》。「文部省第四回美術展覧会出品」とある。 1910年の文展の出品作である。 団扇をもった女性像は見るたびに集めているが、今回は穴のあとが気になった。 いたずらであけられたのか、あるいは、どこかに貼られていたのか。 押しピンの発明はいつ頃なのだろう。  記憶が曖昧だが、荒畑寒村の小説に、壁に革命家の写真を貼っているという場面があったように思う。

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奈良博、源信展に

 朝早く起きたが不調で、少し休んでから、奈良国立博物館の源信展に出かける。 暑さがやわらいでいるので助かる。近鉄奈良から徒歩で向かう。 六道絵の一堂展示は終わっているが、火車の表現を見ておきたいのだ。火車は三つ見ることができたが、南北朝期のもの、当麻寺奥院の《十界図屏風》の火車が気になった。図録で確認しようと思ったのがまちがい。分厚い図録は絵が小さく、iPadのアプリで指でメモしておけばよかった…

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北野恒富展

あべのハルカス美術館の北野恒富展に行く。眉がハの字になった表情の女性像が多く、気に入った。《口紅》は木版画だったが、いい感じである。絵はがきセット表紙の《鏡の前》は迫力があった。裾模様の飛天をクピドに見立てると、女はビーナスだ。世俗のビーナスに出会うのはちょっと覚悟が必要、ということか。まがまがしさがあってこその美なのだ。橋爪節也さんの講演「よみがえる大阪画壇の巨匠 北野恒富の芸術」も聞いた。パ…

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