『風俗壊乱』反響(その28)

ブログ《荒野に向かって、吠えない.…》が、2016年4月5日の記事「『風俗壊乱  明治国家と文芸の検閲』」で、読後感を記している。ここ。

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『風俗壊乱』反響(その27)

 出版史研究の牧義之氏の書評を紹介する。「〔書評〕ジェイ・ルービン著(今井泰子、大木俊夫、木股知史、河野賢司、鈴木美津子訳)『風俗壊乱 明治国家と文芸の検閲』」は、『論究日本文學』第97号(2012年12月、立命館大学日本文学会)に掲載された。  出版史研究を専門とする研究者の書評であり、評価とともに、不十分な点についての指摘を受けた。少し詳しく紹介しておきたい。  本書の位置づけに…

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『風俗壊乱』反響(その26)

 鈴木貞美氏のサイトに、ジェイ・ルービン先生の紹介記事(「国際共同研究の25年⑨」、『産経新聞』2013年6月27日夕刊)がのっている。  なお、出版史研究の牧義之氏の書評を紹介するつもりであったが、打ち込んだテキストが消去されてしまったので、やりなおすつもり。

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『風俗壊乱』反響(その25)

 ブログ《みちくさのみち》さんの「戦前期における出版法規と納本制度(図書編)」という記事を見つけた。  出版法規の変遷表が示されていてとても便利である。

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『風俗壊乱』反響(その24)

 ルービン先生の夫人が見つけられたのを、ルービン先生から教えていただいたのだが、「万華鏡」という掲示板で,、夫人と同窓の友人が「6月の本」として『風俗壊乱』を推薦している。投稿者名は、「月刊読書人」で、投稿時日は、2012年6月30日である。一部を抄出して紹介する。というわけで、6月の本として推奨したいのは、ジェイ・ルービンさんの著作である『風俗壊乱』という本である。書店で購入したのではなく、先…

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『風俗壊乱』反響(その23)

 鈴木登美・十重田裕一・堀ひかり・宗像和重編『検閲・メディア・文学 江戸から戦後まで』(2012年3月、新曜社、*英語版Censorship,Media,AND Literary Curture in Japanと合冊 )購入。  編者の「あとがき」によれば、「本書は、二〇〇九年三月六、七日にコロンビア大学で開催されたシンポジウム"Censorship,Media,and Lit…

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『風俗壊乱』反響(その21)

 『昭和文学研究』第64集(2012年3月、昭和文学会)の「研究動向 検閲」(時野谷ゆり執筆)に次のような記述がある。ジェイ・ルービン『風俗壊乱―明治国家と文芸の検閲』(今井泰子他訳、世織書房 11・4)は、大逆事件前後を軸に、江戸期から戦中までを射程とし、内務省検閲・情報局検閲の機能と実態、文学者と新聞・雑誌メディアの検閲への対応を検証した。

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『風俗壊乱』反響(その20)

 『国際啄木学会研究年報』15号(2012年3月)に、ジェイ・ルービン著『風俗壊乱 明治国家と文芸の検閲』(2011年4月、世織書房)に関連するものがいくつか掲載された。  まず、吉田直美氏の書評。 何より、この本を読みながら魅了されたのは、ジェイ、ルービンその人の日本近代文学に対する読みの深さと的確さである。有名な文学者達はもちろんのこと、私たち日本人がもうほとんど手にすることもなくなっ…

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『風俗壊乱』反響(その19)

 『日本文学』2月号に金子明雄氏の『風俗壊乱 明治国家と文芸の検閲』書評が掲載された。  「個人の表現の自由に対する国家の干渉を批判的に位置づける著者の思想的立場は明快である」としたあと、金子氏は次のように記している。 しかしながら、そのような立場の鮮明さに随伴しがちな構図の単純さからきわめて適切な距離がとられている点に本書の大きな特色がある。本書の主題は、検閲制度によって前景化する国家対…

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