雑誌『藝文』総目次(その2) 1920〜1931年

*ブログ《神保町系オタオタ日記》の運営主オタ氏が示唆された検索法を使って雑誌『藝文』の総目次を国会図書館のデジタルコレクションの目次表示を吸い出すかたちで作成しました。*今回は「その2」として1920〜1931年のものを公開します。当初は3回に分ける予定でしたが今回で完結します。*CiNiiによる『藝文』所蔵大学図書館一覧、https://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00072621…

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雑誌『藝文』総目次(その1) 1910〜1919年

*ブログ《神保町系オタオタ日記》の運営主オタ氏が示唆された検索法を使って雑誌『藝文』の総目次を国会図書館のデジタルコレクションの目次表示を吸い出すかたちで作成しました。*今回はとりあえず、「その1」として1910〜1919年のものを公開します。*CiNiiによる『藝文』所蔵大学図書館一覧、https://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00072621*『藝文』については、『日本近代文学…

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雑誌『藝文』の目次

オタさんのブログ《神保町オタオタ日記》の2021-03-26の「柳田國男と我楽他宗会員の在神戸オランダ領事デ・ロースーー昭和9年8月9日付け新村出宛柳田國男自製絵葉書からーー」という記事を読んでいると、注の2に以下の如き記述があった。 *2:国会図書館デジコレでは限定公開で本文は見られないが、詳細検索で「図書館送信資料」にチェックの上、「タイトル」を「芸文」、「著者・編者」を「京都文学会」にし…

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岸政彦の新作を読む

『新潮』2月号が届く。 岸政彦の短編『大阪の西は全部海』を読んだ。 『図書室』につながる感じの作品。 法律事務所に勤めている中年女性の語り。読者に直接語りかけるのではなく、男性らしき人物に語りかけている、という設定か。 港にある赤い鉄の橋は、港大橋のことか。 大阪の街と、形而上学的な問いという取り合わせ。 この人の作品は、いつもラストが楽しみであるが、今回もよかった。

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『熱風』11月号「特集 アメリカ・ヨーロッパ・アジア コロナ禍の日常」

スタジオジブリの『熱風』11月号が「特集 アメリカ・ヨーロッパ・アジア コロナ禍の日常」を組んでいる。 ジブリに関わっていたり、関わったことがある4人の人が原稿を寄せ、あるいはインタビューに答えている。 ああ、こういう特集があったらいいのに、と思っていたような内容だ。特集の意図は、次のように説明されている。 世界中で新型コロナウイルスへの感染対策が取られ半年以上が経ちますが、感染者は累…

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荒畑寒村「道頓堀界隈」初出、わかる。

オタさんのツイートによると、荒畑寒村「道頓堀界隈」の初出は、『野依雑誌』大正10年12月号のようだ。 文壇時評的記事から割り出してくれた。ここ。すごい! 『野依雑誌』は近隣では関大図書館と同志社大図書館にある。 佐藤卓己『天下無敵のメディア人間―喧嘩ジャーナリスト・野依秀市』(新潮選書)は絶版のようだ。 〔付記、2020/11/17〕旧知の方から連絡をもらったが、関大は創刊号のみの架蔵の…

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紅葉と抱月

『文章倶楽部』大正13年12月。 「文壇昔ばなし 巨匠紅葉と其周辺(承前)」より。 後列、右より島村抱月、尾崎紅葉。前列、右より後藤宙外、広津柳浪。 つながりは、『新著月刊』か。明治30年から31年まで、15冊を刊行。 宙外が東京専門学校同期の抱月と編集にあたる。 『新著月刊』は牛門(紅葉門下)の柳浪、風葉、鏡花、秋声の作品を掲載。 抱月は「時文」欄を担当。

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新しき詩人

『文章倶楽部』大正6年10月号。 口絵写真、「新しき詩人」(目次では、「新しき詩人三氏」)。 上から、萩原朔太郎、福士幸次郎、生田春月。 『月に吠える』は、この年の2月刊。

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与謝野晶子の世界第20号

与謝野晶子倶楽部の『与謝野晶子の世界』第20号に「印刷から初期『明星』を考える」を寄稿した。 ブログ以外で拡大図を使ったのは、初めて。ちゃんと木版の拡大図が印刷されていてよかった。 表紙は、合わせ色目の「梅重」だそうだ。 与謝野晶子倶楽部のQRコードをはっておこう。

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徳田秋声の原稿

『文章倶楽部』は、投稿少年たちに、作家を身近な成功者として見てもらうため、さまざまな編集上の工夫を凝らしている。 原稿写真の掲載もそのひとつ。保存の良し悪しによるのか、刊行当時の紙質に違いがあるのか、写真版が鮮明な号と、そうでない号がある。 大正5年11月の第七号は、徳田秋声の原稿を紹介。比較的鮮明なので紹介しよう。 原稿は次のとおり。()内が、吹き出しで補筆した部分。 比留間彌生子…

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