『木星』中村彝追悼

大阪古書会館で見つける。初めて見る。発行人は福田久造。  2巻2号の2月号も中村彝追悼になっている。目次を掲げておこう。  読者ファンディングで、美術紹介のための挿絵掲載の基金を読者に募っている。一口1円で5口まで。  中村彝の詩が数編紹介されている。     部分色いくら部分が美しくとも玉の色をおしならべても傑作とは何のかゝわりもないものだ。天才の色もくだらぬ絵かきの色も部分の色には大し…

続きを読む

渡辺与平追悼

 『ホトトギス』明治45年7月号に、渡辺与平の追悼文が3編掲載されている。臼  川   与平君について岡田九郎  亡友与平君の画伝桂川生    ヨヘイ君の手紙 図は、表紙裏に掲載された自画像である。             臼川は、野上豊一郎。臼川の「与平君について」は高浜虚子宛の手紙のかたちで書かれている。与平の自画像について、次のような記述がある。その日私は与平君の描きかけの自…

続きを読む