忍法ぬのかくれと第十使徒 2011年01月27日 似ていることは、何の本質でもないとしても、似ていることは気になるものである。二つめ。 アニメ『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』に登場する第10の使徒は、最初、包帯をしたマユのような形状で浮遊しているが、それがほどけると、板状のざんばら髪のようになる。布のように自在に伸縮して、相手を捕獲し、2号機を痛めつける。地上に立つと身体は女性である。 それを見て、思い出したのが、横山光輝『伊…続きを読む
トトロと示現斎 2011年01月26日 似ていることは、何の本質でもないとしても、似ていることは気になるものである。 アニメ『となりのトトロ』の、一夜で植物が大樹に成長する幻想的なシーンで、サツキやメイは大トトロにつかまって、空中飛行する。そのときトトロはコマに乗って登場したと思う。 これは、どこかで見たことがある。 白土三平の『サスケ』に百鬼示現斎(示幻斎でないところがおもしろい)というキャラが登場する。幻術使いで、牛を呑…続きを読む
恩田陸って 2011年01月23日 恩田陸は、ペンネームであるが、wonder land(不思議の国)に由来するのでは? つまり、wonder 「をんだ」、land 「陸」。 ウィキペディアでは、違う説明が載っているし、本人も別の由来を語っているが・・・・・・。続きを読む
ストーリー戦略 2011年01月07日 書店の雑誌の棚で、『東洋経済』1月8日号に思わず手が伸びてしまった。特集は、「ストーリーで戦略を作ろう」。何でも、楠木健氏の『ストーリーとしての競争戦略』という本が売れていて、それが核になっている。 楠木氏によれば、「戦略ストーリーというのは戦略構想のための「思考の様式」」のことであるという。経営学の付加価値とは、「言われてみれば当たり前だけれども、言われるまではなかなか思いつかないことに気づ…続きを読む
2011年 2011年01月03日 *さる神社のクスノキ 研究メモというより、だんだん日記みたいになってきた。まあ、それもよし。ただ、片言めいていても、自分の研究領域で必要だと思われることはメモしていきたい。 続きを読む
U市で仕事 2010年12月19日 U市で仕事のため、早朝に出る。先月、M市に行った時よりは余裕がある。 会うべき人、会いたかった人に会えた。 帰途、少し時間があったので、アイパッドのマップで古書店を検索。徒歩で行ける店があったので訪ねるも閉まっていた。電話して確かめればよかった。 駅に戻るが、むしょうに本が買いたくなる。今度は書店を検索。Yブックセンターで、岩波文庫新刊『迷宮としての世界 上』を購入。 駅売…続きを読む
すべての情報はひも付きだ 2010年12月02日 必要があって、プロパガンダのことを調べている。表現と現実の接触点について考えるというテーマから派生した関心である。 チョムスキーが民主社会におけるプロパガンダについて警告を発していることは知っていたが、功成った言語学者の余技程度のことに考えていた。しかし、マーク・アクバーとピーター・ウィントニックの映画『チョムスキーとメディア マニュファクチャリング・コンセント』(1992年、シグロ制作、トラ…続きを読む
映像にしたい場面 2010年11月29日 志賀直哉の『焚火』は最初読んだときどこがよいのかわからなかったが、中心がふたつある楕円のような小説だと思うようになった。このことは、書いたことがある。 事情あって山に入り、遭難しかけたKさんの危機を、Kさんの母親が察知して迎えを出すというのは、漱石の『琴のそら音』的主題で、暗黙のうちの感応を表現している。これが、ストーリーとしての中心である。 もうひとつ、『焚火』にはイメージの中心がある。Kさ…続きを読む
感想一束 2010年11月23日 ○国会図書館の近代デジタルライブラリーは、だいぶん充実してきてありがたいが、書影と口絵、挿絵などはカラーにできないものだろうか。先日取り上げた『永日』も、収録されているが、図版はべったりつぶれてしまっている。 ○ある場で、伝記、評伝をどう書くかということが話題になった。私以外の二人は、評伝を書いた経験を持っている。資料や研究が十分蓄積されている人物も、ほとんど資料のない人物も、どちらもむず…続きを読む