石川啄木『ローマ字日記』と浅草十二階下の娼婦の名刺
明治後期の浅草凌雲閣(十二階)下の千束町には私娼街が存在した。表向きは銘酒屋、新聞縦覧所の看板をかかげているが、実質は女性が売春を行っていた。
石川啄木の『ローマ字日記』は、1909年の十二階下の娼婦とのやりとりを赤裸々に記したものとして知られている。
昔、浅草のことを調べている時に、娼婦がローマ字書きの名刺を持っていたという文献を見つけた。メモをとったのだが、それを失ってしまった。
日記…
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