作業日誌 遠方に買い取り依頼 2023年03月07日 本が増えてきたのでまた整理にかかっている。 ある必要から購入した限定本、雑誌の方が入手できたので、未開封のまま置いていたものを、遠くの古書店に写真を添えて見てもらった。売り物になりそうなので先日発送した。 本は必要度の高いものが残っているが、身軽になるために先週いつもの近所の古書店に2箱持っていった。 いただいたものは整理していない。ある人が、到来本と自分の本だけを残して蔵書整理を行うと本…続きを読む
大塚英志「接続する柳田國男~災厄後の民俗学と「実験の史学」という問題」 2023年02月23日 この記事はおもしろかった。 大塚英志「接続する柳田國男~災厄後の民俗学と「実験の史学」という問題」。 とくに、柄谷行人のロマン主義に対する批判のところ。 関連はないかもしれないが、1月に、三浦つとむの『認識と言語の理論 第1部』(1967年7月10日、勁草書房)を再読したときの感覚がふとよみがえった。。 フロイトの発想を検討した章がおもしろく、フロイトの夢に祖先の心性の遺伝が現れていると…続きを読む
山中古洞の没年は 2023年02月02日 『挿絵節用』の著者山中古洞の没年が不明と書かれている。ここ。 ためしに、 Web NDL Authoritiesを引いてみると、没年が1945年と出ている。 典拠は、『原色浮世絵大百科事典 第2巻』となっている。 『調べる技術』で学んだやり方である。続きを読む
新刊日記 『まんが表現教育論 実験と実践』 2023年01月28日 版元、アマゾンに書影があがったので、寄稿した本について紹介したい。 大塚英志・山本忠宏編『まんが表現教育論 実験と実践』(太田出版)。2月14日発売予定。 版元の案内。 まんがと映画、まんがと色彩、まんがと絵巻・Web、まんがと創作教育という切り口から、まんがの創作過程のさまざまな問題にせまる内容。 わたしは、2018年に、京都国際マンガミュージアムで開催された「まんがの色彩学」というワ…続きを読む
作業日誌 『殺された詩人 柳田國男の恋と学問』 2023年01月13日 ◇岡谷公二『殺された詩人 柳田国男の恋と学問』(1996年4月、新潮社)が届いたので読む。「母なきいね子」(伊勢いね子)の出自などよくわかる。隣家のお蝶のことも。お蝶のことは小田年譜には出てこないようだ。 浮舟の男性版。つまりモテ男松岡がいね子への思いを貫けず、隣家のお蝶との縁談話を友人中川にゆだねてしまう。岡谷はそうとっていないが、モテない私から見ると、これは罪責感が残ったのでは、と思う。 …続きを読む
90年代までのまんが関連書 2023年01月01日 90年代に集めていた、まんが評論関係書。 これらは整理するつもり。 整理(終活)を進めながら、新しい表現を積み重ねていくのが課題である。 【編集履歴】2023/01/04 写真を眺めると古いものもあるので、タイトルに「まで」を付加。続きを読む
『調べる技術』とどく 2022年12月27日 待望の小林昌樹著『調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』(皓星社)が届いた。3刷である。 本体裏表紙、カバー、帯。 「はじめに」で、漱石に関連して松尾寬一の名が出てきたのには驚いた。調べたことがあるからだ。 本は繰り返し、ジャンプしながら反復して頁を繰れるのいい。 組みも装幀も好ましい。 忘れていたことを再確認。新聞DBのところや、検索時のキーワードの付け方など。 …続きを読む
全文検索 2022年12月26日 ツイッター検索を使って「全文検索」を引いてみると、リツイートも多いが、国会図書館デジタルコレクションの全文検索機能を使っていろんなことが分かったという声がたくさん上がっている。 田中恭吉日記の注釈をしている身には、この全文検索機能はとてもありがたいことで、いままでこのブログでも書いてきたように、作業がとても進んだ。 2022年は、個人送信開始と全文検索の拡充、機能向上の年として記憶されるだろ…続きを読む
出版広告から割り出す 2022年12月09日 木版の摺師、西村熊吉の談話記事「洋画の印刷」に三宅克己の『三宅画譜』と中沢弘光の『富士十二景』を手がけたとあって、調べるがなかなかわからない。 『富士十二景』のほうは、『中澤弘光研究』に金尾文淵堂版の図版があがっているのがわかった。 他に梁江堂版もあることがわかった。 『三宅画譜』のほうはなかなかわからない。 次世代デジタルライブラリーで、三宅克己を検索し、本の広告らしきものを見ていくと…続きを読む