縦スクロール

縦スクロールのまんが、『ゾンビ姫に抱っこ!』(原作・大塚英志、漫画・浅野龍哉)が公開されている。 ここ。

続きを読む

新刊日記 いしいひさいち『ROCA 吉川ロカストーリーライブ』

大塚英志事務所のツイートを見てすぐ購入する気になった。 表紙画があまりに素晴らしかったからだ。 うったえかけてくる力を感じた。 裏表紙もあげておこう。 いしいひさいち『ROCA 吉川ロカストーリーライブ』(2022年8月1日、(笑)いしい商店)。購入したのは、9月9日発行の3版である。 4コマのギャグを積み重ねながら、ファドという音楽に魅せられた主人公ロカが、友情や周囲の人々に…

続きを読む

上野顕太郎の受賞をよろこぶ

ギャグ漫画家の上野顕太郎氏が『夜の眼は千でございます』で第21回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門優秀賞を受賞したそうだ。過去記事《上野顕太郎を思い出す》参照。 ここに、トークイベントの紹介がある。リンクが切れないうちにどうぞ。

続きを読む

お姉さんの思い出

自分が幼稚園児の頃、近所のお姉さんにおんぶされた思い出がある。といっても、この歳になって、それはねつ造された、あるいは願望を構成した記憶ではないかとも思い始めているが。 そんなことを思い出したのは、アニメ『ペンギンハイウェイ』を見たからだ。 三浦淳さんがブログでほめていたので見る気になった。 誠実な、あるいは、内面的なセカイ系の物語。セカイ系(個人の悩み問題が世界の存廃につながるタイプの物…

続きを読む

今回は分かった

 清家雪子『月に吠えらんねえ8』。表紙は、朔太郎と芥川龍之介。 さて、カバーを剝がしてみると。 今回はわかったよ。芥川が出てくるから。 これだ。『西方の人』(昭和4年)、装幀、小穴隆一。 読んだが、けっこう疲れた。

続きを読む

コンパス綺譚

グレゴリ青山『コンパス綺譚』がとどいた。龜鳴屋からできたて。「旅行人」という雑誌に2004〜2007まで連載していた、著者唯一のストーリーマンガ。魯迅や田漢など実在人物が出てくる、虚構の物語。 *さて、3月は、pugyurataさんの『古本乙女の日々是口実』が皓星社から出るそうだ。古本フレンズたちは必ず読もう。

続きを読む

新刊日記 谷口ジロー『いざなうもの』

 谷口ジローの遺作集『いざなうもの』(小学館)。 予想したよりも。はるかによかった。 自然の主(ぬし)を少年が救う『魔法の島』は、ファンタジーの定番だけれども、泣きそうになった。  ハーンを主人公にした『何処にか』の2編もよい。 『茶碗の中』は、茶碗の底にあらわれた顔の侍が現実にやってくるという話で、結末が欠けている。小林正樹の映画『怪談』では、結末が付け加えられていた。谷口作品では、ハーンが…

続きを読む

『メアリと魔女の花』

 うといので知らなかったが、米林宏昌監督がスタジオポノック制作で新作長編アニメ『メアリと魔女の花』を公開するようだ。 米林の名前が前面に出るのはうれしい。わたしがいちばん好きなジブリアニメは『思い出のマーニー』である。 監督のメッセージを読んだが、期待できそうだ。

続きを読む

帰る場所

近藤ようこの作品集『帰る場所』(2017年2月、KADOKAWA)。新潮社版の『極楽ミシン』を編みなおしたもの。 新収録の「豆腐」「帰る場所」から読む。「豆腐」は、老母のトラウマをあつかうが、とげとげしさはない。「帰る場所」は、少年時に一時過ごした街をたまたま再訪する。自分は忘れられているが、家族に電話する。彼にも帰る場所ができているのだ。この作を読んで、この帰る場所そのものが、つまり曲折はあ…

続きを読む

大島弓子『キャットニップ』第2巻

出先のひろびろタリーズで、やっと買った『キャットニップ』(2017年2月、小学館)を広げる。表紙の、目つきの悪いネコがビー。2017年4月で20歳になるという。あとがきマンガによると、7匹にノラ猫2匹が加わり、今は9匹だとか。「共倒れの危機」は何度かあったが、「ビーもタマも年齢にしては元気」ということでなにより。ネコのマンガだが、老いの坂にさしかかる身にとっては、なんか切実なのである。奥付に編集…

続きを読む