作業日誌 ニコライ堂を調べる

今日は、阪神淡路大震災から31年目の日。あの時、19日にはもとの職場のたて直しにむかったが、ものおぼえのよくないわたしでも、たくさんの映像の記憶が残っている。その日、帰りに地下鉄御堂筋線に乗ったが、乗客の多くは、ごくふつうに会話していたのだった。車輌のドアの上のはめ込みの広告はスキーにいざなうものだったとことをおぼえている。昼に見たものとの落差があまりにも大きかった。 さて、今日は共通テストの…

続きを読む

作業日誌 鈴木三重吉全集第5巻を頭からめくる

ある歴史学者が、史料は頭からめくっていくのが大事といっていて、さっそくまねをしてみる。評論とエッセイを収めた『鈴木三重吉全集』第5巻を頭からめくっていく。長崎旅行について見落としていた記述があった。三重吉全集は国会図書館デジタルコレクションに入っていて全文検索が可能だ。併用しながら速読していく。 ポストイットをはさむだけでは、忘れるので、久しぶりにコーネル大学ノート(L字形のラインが入っている…

続きを読む

作業日誌 「裏金」に苦戦

今やっている、鈴木三重吉の『赤菊』は、国民新聞明治41年11月3日の天長節特集に掲載された。 なかに、寒川鼠骨の『裏金』というのがあって、「裏金」(うらきん)のいろがわからない。例によってAIさんは出典の花譜を偽造して、白と黄色の花弁の菊だと教えてくれるが使うわけにはいかない。 国会デジコレでは、お金の「うらがね」、草履の「うらがね」、そして陣笠の内側を金ではったものが出てくるが、菊の種類は…

続きを読む

作業日誌 まずルビうちから

☆まず、note原稿のルビうちをこなす。もとの国民新聞は総ルビなので、翻刻はそれにならうことにする。けっこう時間がかかる。「今上天皇陛下」の前は一字分の空白がある。最初はミスかと思ったが、かならず一字あけてあるので、敬意の表示のようだ。現在、「今上」だけでよいのに「陛下」をつけるのはおかしいというような議論があるが、明治41年11月3日の国民新聞の表記は「今上天皇陛下」である。 菊の花の色で「…

続きを読む

作業日誌 資料探し

『小品文学研究』第1号の準備のために鈴木三重吉についての過去稿の手直しを始める。 重要な資料が見つからず、午前中は、それを探すのに費やす。さいわい、すぐみつかった。きのうしらべたところ、この資料を再度取り寄せるのはむずかしいようだったのでよかった。 もう一つ、本間祐編の『超短編アンソロジー』というちくま文庫を探すが出てこない。職場撤退の際に売ってしまったような記憶もある。さがすより、注文とい…

続きを読む

作業日誌 島本久恵『長流 6 雪炎』を読む

島本久恵の『長流 6』は、地元の図書館にあったので借りている。「日本の古本屋」では4000円。このところ本を買いすぎなので、図書館をたよることにした。 のんきにかまえていると、すぐ返却期日が来るので、終日ノートをとりつつ読む。時間がかかるので、途中でノートはやめてまず通読に注力。 この本も読まれなくなった。文庫にはなっていない。 島本は、公募のかたちで、羽仁もと子がやっていた婦人之友社に就…

続きを読む

4年ぶりにヨドバシカメラに

一昨日、ヨドバシのポイントがだいぶんたまっているので、4年ぶりに店に行った。 ヨドバシカメラは親切で、ポイントが失効する前に2年ごとにハガキで知らせてくる。店に来るのが面倒なら、オンラインショップで3000円以上買い物すると、ポイントの有効期間が延長となる。前回は、プリンターのインクをオンラインで購入して延長した。 今回は、ゆかりの者が、骨伝導イヤホンを買いたいというので、ポイントを消化する…

続きを読む

作業日誌 国歌大観を見にいく

noteの原稿関連で、ChatGPTフリー版に、涙と雨をからめた古典和歌の表現事例を教えてくれとたのんでみた。そうしたら、6首ほどあげて、時代ごとの変化も表にして、研究ノート風でも論文風でもさらに仕上げることができますっていうのだよ。 もうこの時点でなんか怪しいなとは思ったよ。 それで国会図書館デジタルコレクションで、歌を検索したらどれひとつ引っかからないのだ。もちろん、仮名遣いをかえていろ…

続きを読む

作業日誌 《KAWAZIN》論、7000字こえる

『山へよする』研究の新稿は木版画《KAWAZIN》を取り上げるが、ようやく7000字に達した。8000字程度で、まとめたいと思う。 川甚は江戸川縁にあった川魚料理店で、長い伝統を誇るが、2020年に閉店している。夏目漱石の『彼岸過迄』の「須永の話」における、須永が敬太郎に出生の秘密について告白する場に川甚が選ばれている。 原稿の手入れは休止して、図版の作成にとりかかる。 やはり、9版に加え…

続きを読む

作業日誌 とどこおる

◎この1週間。書きものがまったく進まない。切り替えて、小品研究の整理や家事にとりかかればよいのだが、なかなかそれができない。靴下の整理だけした。 ◎「アイロンをかける青年」という村上春樹論があったと思う。このところ、洗いざらしのしわしわのシャツの感触がよくて一切アイロンをかけていなかった。しかし、最近は、アイロンをかけるようになった。アイロンかけは、けっこうたいへんで、シャツ5枚にかけると、た…

続きを読む