夢二学校のひとり、宮武辰夫

 《神保町オタオタ日記》の記事「『田中恭吉日記』にひそめる宮武辰夫」を見る。  宮武辰夫は、夢二学校に加わっていたが、幼児美術や原始芸術の研究者であり、コレクターでもあったという。夢二学校とは、竹久夢二と交流があり、その展覧会や刊行物に協力している若手の人々の輪をいう。  人のつながりを具体的に知るには、日記が一番である。田中恭吉日記の翻刻、がんばりまする。

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田中恭吉日記、翻刻すすめる

 昨日は仕事の準備で16頁立ての資料を作る。  今日は、本読み、仕事仕込みにつづけて、田中恭吉の日記翻刻をすすめる。 恭吉は『月映(つくはえ)』の版画家。作品はすごいよ。だれか、『月に吠えらんねえ』の美術街バージョンをやってくれないかな。  こんな感じで、アウトライナーとPDFを同時にみながら作業。PDFの操作が手間で、途中から、画像は脇に置いたiPadに写してやる。指で拡大できるのは便利だ。…

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香山小鳥展反響

《Mucha-holic》さんが、昨年の和歌山県立近代美術館の香山小鳥展の感想を記している。ここ。 田中恭吉の版画への関心に影響を与えたのが香山小鳥。 小鳥の親戚の娘に恭吉は恋をした。この不幸な恋の顛末について、田中恭吉は、回覧雑誌『密室』第2号(1913年5月)に、日記や書簡を摘録した「二十一日間」という文章を寄せている。末尾にまとめられた歌から何首か引いておこう。  …

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